授業中心の勉強から離脱しよう!2


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そこで「授業中心の勉強」から離脱しようという考えが出てきました。

 

「授業を受けている間はできるようになっているわけではない」

 

ここが盲点であり、突破口だというわけです。

 

授業を受けている間は授業に拘束されているので、そこが逆転のチャンスだからです。

 

経験的にも、テスト直前に授業を受けまくっている生徒より、自分で解いている生徒の方が点数が取れていることがあります。

 

講習でも、授業受講数と学力の上昇率が比例しなかったりします。自分の勉強時間を確保した方が成績が良くなるわけです。

 

授業をやっている講師の側からしても「これぐらいのペースで進めたい」というのがあります。なので説明している時間がどうしても長くなってしまいます。

 

そういうインプットが長くて成績が上がるのが、最初にも述べたように「学力上位層」なんですね。

 

中位~下位層は、「自分で解いたり」「覚えたものをテストする」時間をたくさん作らなければ一向にできるようにはなりません。

 

これを脳科学では「テスティング効果」と呼ぶらしいです(池谷裕二『ココロの盲点』より)。

 

以上から、かまなびでは、授業中心ではない新しい塾の形として「学童型学習塾」を提唱します。

 

学童のように「学校帰りに寄って宿題を勉強する」ところから、学習塾のように「受験レベルまで引き上げる」のをコンセプトにした塾です。

 

学童型ですから特に「日常的に子どものめんどうを見ること」に力を入れています。

 

「日常的」にとは、科目分けせずに「総合的に子どもの目標達成をサポートすること」をいいます。

 

なので具体的には

 

「学校の課題を終わらせること」

 

「個人の目標に合わせた計画を立て課題を出すこと」

 

「確認テストをすること」

 

「質問対応や学習アドバイスすること」

 

「教材の案内をすること(これを読めばわかるよといった案内)」

 

「進路相談・進路情報の提供をすること」

 

など「学問をする児童」の目標達成において、授業にこだわらず、最善の方法を用いてできることは何でもしていくつもりです。

 

 

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