過去問は形を変えて繰り返し出題される


「過去問で出たものは同じものが出ないからやっても意味がない」とかいう意見もありますが、私はそうは思いません。

だって同じものが出てないっていうのは思い込みだからです。

実際によくみてみると繰り返し形を変えて出ているんです。

平成25年の前期入試で最難易度レベルだった次の問題をみてください。このときの正答率は16%で2番目に正答率が低かった社会の問題です。
答えは干鰯(ほしか)で「なんじゃこりゃ」と受験生の度肝を抜いた1問でした。

でもこの問題って過去の千葉県の公立高校入試で出ていた問題なんですよね。

実は以下のように平成9年に出ていたんですよ。↓
これだけみても、過去の出題から問題を作っているのだと想像できますよね。

しかし受験生が持っていないような年代の過去問です。ここが悩みどころでもあります。

そこで古い過去問から最新のものまでをまとめた教材が必要だ、と考えて教材作りに日々励んでいるわけですね。昨年は英文法などは昭和60年からの作りました。かまなびではそういった過去問ベースの教材も使って万全の態勢で勉強しています。