今日は、「子どもの日」に「子どもの漢字カードゲーム大会」でもやろうかと思ったので、「きらり鎌ヶ谷市民会館」が近所に今月オープンしたので使わしてもらえる場所はないかと聞きに行きました。
そうしましたら、受付の人は、「民間ですか?」「民間の方には貸せませんよ。」「民間ですよね?」とやたらと「民間、民間」連呼されました。
まぁ「軍人」ではないので、確かに「民間人」ですけど。
「だったら貸せません。」
だったら誰に貸すの?と思ったので「言っている意味がわからないんでけど。」と聞いたところ、
どうやら民間企業のことを言っているようで、「利益目的の人達には貸せない」ということみたいです。
「市民の中から自然発生的に成り上がった団体にのみ貸しています」
「その団体に属していないと、その団体の活動の中に入ることもできないんですか?」と聞くと、「そういった団体が受け入れてくれれば当日参加することもできます。」とのこと。
「仕事で借りるわけではなくて、仕事の休みの日にボランティア的にやるんですけど」と伝えたところ、
「子どもに何か買わせたり、勧誘する目的じゃないですか?」「純粋ですか?」「本当に純粋な目的ですか?」
要するに何の目的でそんな漢字ゲーム大会とかやるんだよ。ということらしいんです。
そんな得にもならないようなことをやるなんて、こいつら怪しいぞ、というわけです。
今日、使用している団体はいくつかありましたけど、いきなり入って混ぜてもらえるという感じではありませんでしたし。しかもいきなり入って参加はできるのに、仕事している民間人が自分で企画するのはダメというのも正直よくわかりません。
せっかく市民が使える建物ができたというのに、使う人を限定して閉鎖的に運営するというのはよくわかりませんね。
そういえば、ママさん達も集まりはできるけど、「何かを売ったりする可能性があるならNG」という場所が多いということことで「かまなび」でやりたいということになったんでした。
場所は空いているのに使えない。しかも、それは受付時点でシャットアウトしていることがほとんどだという点。
これでは、使っている人は、ほんの一部の人たちだけみたいになってしまいますよね。お年寄りの集まりと子どもの発表会、コンサート系(ほとんどそういう類のイベントや集まりしかありませんでした…)。それだけが「純粋な活動」っていうのもおかしいと思いますけどね。
だって、お年寄りの集まりだって教えている人がいればお金を払っているわけですし、発表会だって生徒の満足度を上げたり新規の生徒募集の一貫だったりするわけですよ。コンサートなんかはお金だって取られますしCDが売れたらなぁということぐらい考えているはずですよね。
要するに、「利益度外視の活動」か「宗教の勧誘」か「ネットワークビジネス」の一環かなんていうのは「外から判断不可能」なんですよ。
ここで判断が不可能だということで、「誰にでも使わせてみる」「入り口を厳しくして使わせない」という2つの方向に分かれていくのでしょうね。
近くにイオンがあるんですけど、「誰にでも使わせてみる」フードコートは人がいっぱいいますよ。誰でも使える場所に人は集まっていきますから。
ネットとかでも閉鎖的に「有料制」にしたり「登録がめんどう」なところは、ほとんど勢いがなくなっていますよね。
閉鎖的にやっているところから、いろんなアイディアとかが出てくる可能性は低くなるのは当然ですから。
「空いているんだし、開放してみんなに使ってもらえばいい」単純な話だと思いますけど。まぁ閉鎖的に運営するのが目的なら仕方ないですけどね。せっかく税金で作った建物なのにもったいないですねぇ。
かまなびで行う「鎌ヶ谷ぐーぐる」は、開放的な感じにして楽しい場所にしていきたいですね。今日の参加希望者の方は、イラスト教室、野菜とスパイスの教室などをやりたいということでした。僕たちも、お母さんたち向けに「子どもに聞かれても困らない算数」をやろうかなと考えています。
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