今日も暑いですね。
かまなびの前は公民館の取り壊しで今日も騒々しいです。
さて、期末テストへ向けてどう勉強していくか、という話題でした。
前回挙げたポイントとしては
①正確な知識を身につける
②出題パターンを網羅する
③計算ミスをしない
④見落としをなくす
⑤これらを早くやる
がありました。
できそうですか?実はやる気さえあれば、独学でできます。
塾の先生がこんなこと言っていいの?いいんです。
一人でできるならそれに越したことはない。一人でできないときに助けるのが塾でしょ。
前置きが長くなりました。
まず「①正確な知識を身につける」です
このためには、まず丸暗記をやめましょう。
遠回りの様に見えるかもしれませんが暗記の前に、理解しましょう。
そのためには、「学校の授業に真面目に参加する」あるいは「教科書で理解する」
のが最も有効です。簡単でしょう?
学校の先生の言っていることを一言一句漏らさずに覚えていけば、間違いなく点数は稼げるはずです。
それ以外のことを出したら先生の方が怒られてしまう。
ところが、どこにいっても生徒から
「先生の授業を聞いていても意味がわからん」「教科書の意味がわからない」といわれます。
そんなことはないと思うんですが、生徒がそう感じるなら仕方がありません。
そういう子は、参考書を読みましょう。今も参考書を持っているという子は参考書のレベルを落としましょう。
最近は、「ひとつひとつわかりやすく(学研)」や「わからないをわかるに変える(文理)」
という参考書が、「絵本の様な構成」でわかりやすいかと思われます。
なぜって、理科が苦手という子は、理論云々よりもまず、自分が何の話を聞いているのか、全くイメージできていないことが多いからです。
ですから、絵本のような参考書をまずは読み、具体的なイメージを沸かせることで、これから自分が何を学ぼうとしているのかわからせる必要があります。
が、この手の参考書で注意したいのは「情報量が少ない」ことです。
理解はしやすいけれども、試験で求められる知識量には追いつかないのです。
そこで、次に教科書を読んでみます。スラスラ意味がわかるようであれば、学校のワークに移りましょう。
まだよくわからないことが多いよ…という子は、「ニューコース(学研)」などの網羅系参考書を読み込みます。教科書よりも痒い所に手が届くはずです。
自分の理解度をチェックするには、友達に説明してみるのも良い手です(友達では恥ずかしいという子はかまなびでやりましょう)
出題パターンを網羅するには
次に、「出題パターンの網羅」ですが、これは学校のワークを完璧にしましょう。テストに出るようなグラフ、図表はほとんど載っています
これらのグラフ・図表が出た時に「こんな問題が出るんだ」と即座に判断できるようにしてください。
前述の「理解」ができていれば、問題をみた時に「ああ、この問題はこういうことを聞いているのか」と判断でき、あとはその内容を頭から引き出して答えていけばいいのです。
これを、「あーこのグラフの時は、えーっと…あぁ湿度の計算かなぁ、どうやるんだっけ」と思い出しているようでは遅すぎます。あーとかえーっととかいいから、即座にこれは湿度の計算!これは温帯低気圧の問題!で、すぐに数値を読み取るなり、解答用紙に書くなりしないと間に合いません。
みたことのない問題に取り組む時間がなくなりますよ。
また、出題パターンの網羅のためには、教科書の章末問題や、実験の考察(学校のノート・プリント)もしっかりみておくのが吉です。
ここまできたら、実は③と④は解消したのも同然です。
ワークを覚えるほどやり込めばいいんです。問題集を何冊もこなす必要はありません。同じ問題を、如何に速く、正確に解くことができるか。まずは時間を計りながらやってみてください。2回目でも、意外と解けないものです。
計算ミス、見落としをなくすというのは演習をいかにテストに近づけるかで練習できるのです。
どうでしょう。授業の内容を「覚える」よりも「理解する」ことの方が大変ということがわかったと思います。
ということは、W杯もみて、携帯をいじって、友達と遊んで、ゲームもして…という時間が欲しければ、
学校の授業を聞いて、学校のワークを完璧にするのが一番いいですよね。
学校以外で勉強するのはワークだけなんだから。
そう、「学校の先生の授業を聞いても意味が分からん」「教科書の意味が分からない」といっているのに、W杯、携帯、遊び、ゲームなどをしている時間はないということなんです。
誰にでも1日は24時間しか与えられていないのですから。
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