1~100までのカードを使って行う算数ゲーム「チェント(CENTO)」を紹介します。
先日のかまなび選手権では白熱した戦いが繰り広げられました。
まず全員に10枚ずつ配り、写真のように左から数の小さい順に並べ、他のプレイヤーに見えないように持ちます。
次にじゃんけんで順番を決め、順に隣の人のカードの中から1枚引き場に置きます。
51が出ました。
ここで、先ほど51を引いた人が、手持ちのカードの中から51にできるだけ近いカードを出します。
43があったので場に出します。
他の人は、43~51の間の数字のカードを持っていれば、場に置くことができます。
44、45、46、47、48、49、50を持っている人は場に出せるわけです。
ここで44~50のカードを出されたら、先ほど51を引いて43を置いたプレーヤーはそれらを全て自分のカードにしなければなりません。
つまり、できるだけ他のプレーヤーに出されなければ、手持ちのカードは少なくなっていくのです。
そして、全てのカードがなくなった人からあがりとなります。
勝つためのポイントは、1や100など極端に小さかったり、大きかったりするカードをできるだけ早めになくしていくことです。
というのも、そういう極端なカードは、場に置いても、みんな場に捨てることができてしまうからです。
もし最初に引いてしまったら、上位ではあがれないので、ビリにならない作戦に切り替えていきます。
というようにかなり頭を使う数字ゲームです。今回紹介したのは1つのゲームで、それ以外にも数の感覚を鍛えるゲームを2つすることができます。
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