千葉県の高校入試の英語において、リスニングの配点って結構高いんですよね。
平成25年入試だと前期が21点で後期が20点なんですね。入試の約5分の1の出題率なんです。千葉県の入試での文法問題が15点分ということを考えてもかなり高配点です。
リスニング対策の指示は適当なんですよ
それなのに塾では文法ばかり教えるでしょう。対してリスニングの対策をやっているという話はあまり聞いたことがない。
ただね、かなり英語が苦手の生徒には「単語重視×リスニング」でいくと案外うまくいったりするんじゃないかと思っています。
それだと授業じゃないから、「授業料取れないじゃん」と残念な塾は考えるのでほったらかしになります。
「過去問買ってリスニングのCDを聞けばいいよ。」
「NHKのラジオでもきいときな。」
「英検で練習すれば?」
こんな一般論を言われたことあるんじゃないですか?
このブログではもっと進んだ、過去問分析からの具体的なアドバイスを書いていこうと思います。
実際のところリスニングは4択ですからね。うまいこと絞り込みかけられれば満点だって夢ではないんです。リスニングで20点かせげれば、英語が苦手でも50点をクリアすることも夢ではありません。
リスニング20点分荒稼ぎする秘策とは!?
あそうそう、リスニングはね、長文読解より話がわけわかんなくて面白いんですよ。
だからリスニングトレーニングは楽しんでやるといいと思いますよ。
例えば次のようなやりとりは24年前期3No.1で出題されています。
カップルのレストランでのやりとりのようなんですが、彼氏のマイクはお腹が減っていて、彼女のロマンチックな会話を完全無視している場面です。それではどうぞ。
↓
Jane:Mike, I like this place. The view from this table is
beautiful.
マイク、私はこの場所が好きよ。このテーブルからの眺めがきれいね。
Mike:What are you going to have, Jane?
何を食べるの?ジェーン。
Jane:I'm still thinking. . . .
私はまだ考えているところよ・・・
Mike:I can't wait. I'm very hungry.
待てないよ。おなかがとてもへってるんだ。
Jane:Have you already decided?
もうあなたは決まったの?
Mike:Of course. I'll have two steaks.
もちろん。僕はステーキを2つ食べるよ。
Jane:If you eat too much, it will make you sick.
もしあなたが食べ過ぎたら、病気になるよ。
「景色がきれいね」から始まり、「食べ過ぎて病気になるよ」ってどんな会話でしょうか。こんな楽しいやりとりはなかなか他の科目では味わえませんよね。それでは、次回からリスニングトレーニング(リストレ)をシリーズで紹介します。
コメントをお書きください