今日は、前期1で出される形式の注意点について。
前期の1では№1と№2の2題出題があります。前期1では、「対話文が流れ、最後の文に対する受け答えの文を選択する」という形式です。
前期1では、最終文の疑問詞や動詞の聞き取りがカギになってきます。
また特殊な疑問表現はこの前期1で出されます。
25年前期1№1
What day is it today?
今日は何曜日?
24年前期1№1
How was the weather there?
そこの天気はどうだった?
22年前期1№1
How long are they staying in Japan?
どのくらい彼らは日本に滞在しているの?
教科書にあるような疑問表現についてはまとめておきたいところですね。英語のテキストでも「疑問文」の単元に一覧で載っていると思います。
ところで、前期の1で難易度が上がるのは、最終文が疑問文ではないときです。
23年前期1No.2
【正答率】49.4%
Hi, Brian. What will you do next week?
こんにちはブライアン、来週は何をするの。
I will go to see my favorite team's soccer game next Saturday.
私は、来週の土曜、お気に入りのチームのサッカーの試合を見に行きます。
You look so happy
about it.
それであなたはとてもうれしそうにみえるのね。
(A) Yes, I can't wait to see it.
(B) I'm not so interested in soccer.
(C) Yes, I will go next Sunday.
(D) I don't like that team very much.
BとDはサッカーが好きではないという選択肢なので、最終文にhappyとなっていることからも明らかに不正解。
Cは「next Sunday」になっているのでおかしいと気づけます。
残ったAが正解です。
一見すると「I can’t wait」で否定文で選びにくいですが、wait:待つの否定は、「待てない=楽しみ」という風になります。
前期の1で疑問文が最終文で終わらないときには、選択肢を正確に訳せるかも重要になってきます。リスニング開始のアナウンスのときにただ待っているのではなくて訳せるものは訳しておくというのもアリですね。
続く
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