夏の地理と歴史

地理は少ない知識でも入試問題が解ける?

意外と知られていないのですが、千葉県の高校入試の地理って少ない知識でも問題が解けるんですよね。


うちの生徒も「こんなもんなの?」という感じで過去問をサクサク解いています。夏には全部終わっちゃう生徒も出てきそうです。


千葉の高校入試地理は、大きく分けると以下のような出題があります。


「位置関係に関する問題」

「各県、各国のイメージで解ける問題」

「人口、エネルギー・気候などに関する問題」

「地形図の問題」

「資料を読み取る問題」

これらのジャンルの基礎知識を確認したら、忘れないうちに過去問の演習を行います。細かいところは、過去問をやりながら覚えていくスタンスで十分です。


以下では、かまなび式マスト教材のローテーションを紹介します。

知識確認→即過去問のローテーション

(1)地理の知識のバランスが調度いいのが学研『白地図ワーク』。学研のものなので、見やすく、暗記用のシートもついています。


(2)1で確認したジャンルは、入試問題の演習に入ります。


旺文社『全国高校入試問題正解』が入試問題が豊富です。そこから地理の問題を選んでやればOKです。ただ、セレクトするのはめんどうだなという人には、旺文社『分野別過去問』で地理のところをやるのもいいと思います。


最後は千葉県の過去問で地理だけやってしまいましょう。千葉県の過去問はかまなびが推しているのが「ユーデック」の過去問です。英語の解説が丁寧なので、これを選択しておいた方がいいですよ。5教科暗記チェック冊子もおまけでついてきます。


歴史は、【古代中世は文化史】、【近代史は並べ替え問題】までできるようにしよう!

歴史は、古代中世は文化史、近代史は並べ替え問題が近年の千葉県の入試で良く出されています。

ここで差がつけられるように学習してみるといいと思いますよ。古代中世は、とくに時代の流れや一問一答ぐらいしか手が回らない人が多いと思うので、文化史で差をつけたいところです。


(1)歴史の基礎項目の確認には地理と同様、学研のものがオススメです。学研『歴史年表ワーク』です。暗記シートは普段から持ち歩いて隙間時間に目を通します。そして帰宅後に自己テストを行いましょう。


(2)史料問題の練習には中学受験のものがオススメです。こちらはコンパクトサイズなのでいつでも持ち歩けます。年表が終わったら最終確認としてつかってみてはどうでしょう。


歴史も、学んだところまで、入試演習ができます。「並べ替え問題」は過去問で演習するのが一番近道です。前述の「全国入試の単元別問題集」などで入試問題の演習をたくさん行って下さいね。