模擬試験や実力テストの答案用紙から推測できること(1)


入試までの時間が少なくなって来ました。千葉県の公立入試前期選抜までは150日を切りました。

 

模擬試験の結果も返ってきまして、7~9月の学習の成果も出てくる頃です。そうすると、そろそろ最終ラインが見えてきます。

 

例えば、次のような高校受験模試の数学の答案用紙を見てください。

 

前半の問題は良くできています。

 

しかし、大問3の関数の応用(2)、大問4の活用の問題、大問5の平面図形の応用(3)ができていません。


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つまり、夏を越えて、応用問題はできるようになっていないことがわかります。特に大問4の活用、平面図形の応用問題(3)は初見で解くものですから、数学的な思考系の問題に関してはちょっと間に合わないのではないかと推測ができます。

 

そうすると、最終的な入試での数学の得点は70点ぐらいになりそうだと予測できます。

 

ですから、秋以降の数学は70点をキープする勉強にとどめ、他科目の得点を上げていくように比重を変えるという戦略を立てていくわけです。