学力差がバラバラの私立高校でこそ、ランクダウン受験した方がいい
さて、学力差がバラバラなのが私立高校ということがわかりました。
この学力差を利用するのが私立高校進学の最大のポイントになります。
そこで導かれるのが「私立高校ランクダウン受験」という方法です。
私立ランクダウン受験とは、私立入試で安全校を受験する作戦です。
私立高校の安全校に入学した場合、その学校では上位の学力層に入りやすくなります。
多少勉強すれば順位も上げやすいですからね。
生徒本人も高校では気分良く勉強できます。
今までの中学校では、どれだけ勉強しても上位に入れなかった子でも、私立高校では上位の成績を取ることが可能になってきます。
私立高校は受験勉強しないで入ってきている人達が多いですし(基礎学力不足)、ランクダウンで入った私立高校では定期テストの問題もあまり難しくないのです。
テストの点数が良ければ、推薦入試の多くなっている大学進学でも有利になる
テストの点数が良くなれば、通知表も良くなります。大学進学でもこれは非常に有利になってきます。
成績が良くなれば、指定校推薦・公募制など、各種推薦などの一般受験以外の道も開かれてくるからです。
現在の大学入試は、一般受験で進学する生徒はだんだん少なくなってきています。浪人してまでブランド大学の進学を追い求める人は少なくなってきているのです。
「一般受験の道しかない」と追い込むのは一部の人たちだけで、それ以外の多くの人はそこまで追い込まずに進路を決めていく。
そうなる可能性が高いのなら、高校の成績を良くしておいて一般受験はできるだけ避けることができるようにしておいた方がいいと思います。
そもそも高校受験で私立単願にしようかとなっている時点で大学受験は危機的状況であることが多い
しかも、高校受験で「単願推薦にしたらどうか」となっている時点で、大学受験を一般受験するというのは、かなり厳しい状況にいると言えます。
「偏差値30台からの~」みたいなサクセスストーリーは、「進学校には在籍しているが勉強していなかったケース」がほとんどだと思います。あまりそういうものに煽られないことが大事です。
大学受験では一般受験のみにならないよう保険をかけておくために、「私立高校ランクダウン受験」をして上位のポジションに入りやすくしておくのです。
私立単願は発想が逆。ランクアップ受験になってしまうので注意。
しかし、高校受験で単願推薦を選択するというのは、これとは全く逆の発想なんです。
単願推薦というのは、「ちょっと届かないかもしれない私立になんとか入れてもらう」ことですから。つまり、「私立ランクアップ受験」なんです。
言い換えれば、私立高校の中で「最下位の学力でスタートする」ということを自ら選んでいることになります。進学先で上位のポジションにつくことはかなり難しくなります。
「早く受験の悩みから抜け出して楽になりたい」という気持ちもわかりますけど、学力にかなりバラつきがあるのが私立高校ですからね、自分から進んで最下位ポジションを選ぶ必要はないでしょう。
ただ、そうはいっても私立単願がちらついているということで、あまり現在の状況がよくないことは確かです。
それでは、今後三ヶ月ほどしかない状況で、どうすれば少しでも状況を改善することができるでしょうか。それを考えていきたいと思います。
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