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【これまでの記事】
●私立単願を選択する前に押さえておきたい私立高校受験のこと(1)
●私立単願を選択する前に押さえておきたい私立高校受験のこと(2)
●私立単願を選択する前に押さえておきたい私立高校受験のこと(3)
●私立単願を選択する前に押さえておきたい私立高校受験のこと(4)
さてここでまでの私立一般受験へのシフト作戦で、私立入学時にある程度のポジションで入学できるようにしていったのですが、ここからさらに私立校高で上位のポジションを取りやすくするための受験作戦があります。
それは、公立高校を受験するという作戦です。
ここでも受験機会を利用していくわけです。ただし、公立高校を受験するときには、受かった私立高校より難易度を上げることがポイントです。とにかくここではチャレンジしてください。
とにかく公立高校ではチャレンジ校を選択する
公立高校は合格したら進学することになるので、「ここの公立高校だったら、合格した私立高校を諦めてもいい」と思えるレベルの公立高校を選択しましょう。
私立高校では「公立不合格組」が学力上位層になりやすくなっています。
これには、千葉県の公立入試の前期後期制度が深く関わっています。
千葉県の後期入試では「前期入試で受験した志望校より難易度を下げる」人が多いのが特徴です。その為、最終的に公立高校不合格になる人は少なくなります。
多くの人が入りやすい方へ移動していくので、うまーく最終的に不合格者が少なくなっていきます。
「公立高校合格率の高さ」を宣伝に使う塾がたまにありますけど、千葉県で言えば、そんなにすごいことではないんですね。だって、後期入試で志望校を落とせばいいんですから。
「公立高校合格率の高い塾」は「志望校を下げた割合が高い塾」と読み取りましょう。
公立高校不合格者は私立高校では優秀性になりやすい
ともあれ、最終的に公立高校を不合格になる多くの人は、後期入試でも高倍率の高校をチャレンジした人達です。
ということは、公立高校「不」合格者の中には、受験勉強を2月一杯頑張った子達がたくさんいると考えた方が自然です。そして、そういう子達は、私立高校へ進学してきます。
1月中旬で受験が終わる私立志望の子達は、こういう公立不合格組と差がどうしても出やすくなりますよね。ただでさえ、私立志望だと理社の勉強してませんから。
となると、 私立志望でも公立高校をチャレンジ受験するというのは悪くないと思うんですよ。できるだけ公立志望組と差を広げたくないので、公立受験制度を利用して、もうちょっとだけ頑張ってみる。もし受かったとしたらかなり自信にもなると思うので結果オーライです。
生涯一度の高校受験です。私立高校志望だとしても、全ての受験機会を使い切って高校に進学してみてはいかがでしょう。という提案でした。(終わり)
自ら進んで優秀な公立高校不合格組になってみると3年後に花開く!
私立高校入試は1月にやってきます。公立入試より1か月も早い。ところが学校の授業は1月まで食い込みます。
つまり、学習が追い付かないでいるうちに入試がやってきます。演習不足。そうならないために学校の進度とは別に先行して学習していく必要があります。
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