いよいよ今日から期末テストです。
先日かまなび生達は協力して試験勉強をしていました。
公民の重要語句が70個ほどあるのですけど、みんなで分担してノートにまとめていました、
1人でやると1日かかってしまいますけど、みんなでやればそれほど時間がかかりません。
できあがったものをみんなでシェアすれば同じですからね。
そういえば、こういう勉強法が漫画『ドラゴン桜』に載っていましたね。ドラゴン桜とは、底辺高校から東大を目指すというストーリーのお話で10年前ぐらいにドラマ化もされた漫画です。
ここで紹介されていた勉強法が「スクラム勉強法」です。
以下マンガから引用
「暗記物は問題を解く達成感も少ないから頭に詰め込んでいるだけで苦痛に感じる。忘れてしまう恐怖と迫ってくるテストのプレッシャーはかなりきつい。こういう時ともに戦う仲間がいれば安心感が得られる。スクラム勉強法で欠かせない最も重要なこと、それは、他の人に対しても責任を負うということだ。・・・つまりこの勉強法では他人の成績にまで責任を負うことになるのだ。・・・自分だけのためとなると相当強い意志がないとやり通せないが、他人のためとなると案外一生懸命になれるものだ。(7巻より)」
誰に言われてそうしたわけではないですけど、かまなび生は自分達で考えてこの『スクラム勉強法』に辿りついたようです。勉強を通して日々成長しているみたいですね。
こういう協力してやったり、助け合うことは、これからのリスク社会を生き延びていくには必須になってきます。テストには出ませんけれど。
最近、「塾いらず」みたいなブログ書いてましたけど、こういう「協力したり助け合うこと」を身につけていくことが塾に通う強みかもしれません。
よく塾に通うと「競争心がつく」みたいなこと言いますけど、「競争すればパフォーマンスが最大化する」という考えは、もう時代遅でしょう。
以前勤めていた塾でも「何でもランキング化」して競争させてましたけど、そういう煽りでパフォーマンスを最大化できる人ってどのくらいいたのかわかりません。嫉妬したり、見下したりと、あまり生産的ではないように感じましたけど。
これからは人口が減り経済成長が止まり、成熟期に入ります。競争しても徐々に下降していきます。
これからは周りの人たちと協力したりシェアをしてお金をかけず楽しく暮らしていく時代ではないでしょうか。
そうすると「周りの人達と仲良く協力していく力」が必要になると思います。かまなび生にもそういう力をつけていって欲しいですね。
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