日々の学習を科目で縛るな

「どうして塾をかまなびに決めたの？」と生徒に聞きますと、

 

「５教科をバランス良く勉強したいから」と言います。

 

何を勉強するのかは、テストの結果・模擬試験の結果・学校の授業の状況・学校からの宿題指示などで変わってきますからね。もっともなご意見です。

 

つまり、日々の学習内容は、科目で区切れないのです。

 

しかし、月曜は数学とか、水曜日は英語のように、塾の学習で科目を区切るのが一般的になっています。

 

勉強時間がいくらでもあるなら、それでいいかもしれませんけど、そういうわけではありません。

どうしても、その日の塾の学習で科目で決められてしまうと、それで１日が終わってしまいます。

かまなびでは、これを「科目縛り」とよんでます。

科目で縛るのは学校だけでいいと思いませんか。

塾や予備校で、「あの先生の授業をどうしても受けたい」というのならわかります。

ところが、「誰が教えているのかもわからない」ようなところで学ぶのに「科目縛り」をされてしまうのは、日々の学習を中心に考えた場合に非常に効率が悪くなります。

 

先日入会した子は、「塾を辞めたら成績が上がった」と言っていましたね。

 

そういうことはよく起きるんです。お金を払って、効率の悪い勉強をわざわざやりにいっているのですから。

「科目縛り」から解放するだけで、だいぶ勉強がしやすくなりますよ。