Vもぎ平均点推移から見えたもの


まずは恒例の受験者数の推移です。

 

12月Vもぎ 13434人受験

11月30日Vもぎ 13777人受験

11月Vもぎ 13794人受験

10月Vもぎ 15473人受験

9月Vもぎ 11751人受験

8月Vもぎ 8927人受験

7月Vもぎ 8430人受験

6月Vもぎ 8430人受験

 

 

次に平均点の推移です。12月7日のVもぎはちょっと難化しました。

 

12月Vもぎ 5教科平均点 269

11月30日Vもぎ 5教科平均点 278点 

11月Vもぎ 5教科平均点 289点

10月Vもぎ 5教科平均点 284点

9月Vもぎ 5教科平均点 283点

8月Vもぎ 5教科平均点 259点

7月Vもぎ 5教科平均点 288点

6月Vもぎ 5教科平均点 284点

 

この微妙な難化で点数を下げてしまうのは300点ぐらいとる子達ですかね。問題の難化に耐えられる学力安定ラインへ引き上げられるかがカギになりそうです。

 

ところで、前回の千葉県の入試で、Vもぎ平均偏差値50の生徒は最終的に290点ぐらいとれたそうです(進学研究会説明)。

 

ですから、平均点290点ぐらいだった今年の11月Vもぎの難易度が最終的な入試レベルでしょうか。


したがって、11月のVもぎの得点がだいたいの目安になりそうです。300点取れている生徒は300は越えそうだという具合です。現実的な志望校をどうしようか悩んでいる場合には目安にしやすいかもしれませんね。

最後に科目ごとの平均点の推移です。12月Vもぎでは、国語と英語が難しくなりました。

 

国語は読解が得点しづらかったのかもしれません。

 

文学的文章は中学生には読みづらいかもしれない近代文学「堀辰雄」の文章。宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」絡みでセレクトされたのでしょうか。Vもぎならではのセレクトだといえます。

 

説明的文章は山極寿一『サル化する人間社会』。現代病では今年のトレンドになりそうな出展ですね。こういう現代病理みたいなものはよく読んでおきたい文章です。私立でも出そうですよね。

 

最終的な入試を想定すると、説明的文章は背景知識が問われるものはよく読んでおきたいですし、文学的文章はちょっと読みづらいような江戸~昭和ぐらいのものをサラっと読めるようにしておきたいところですね。

 

あと英語の平均点下落は単語が書けなかったからかもしれません。出題された4問中3問が正答率20%以下でした。continue,umbrella,dollarと知ってはいても書けない単語をもう一度振り返って見直しておきましょう。

12月Vもぎ 国語平均点 56

11月Vもぎ 国語平均点 63点

11月Vもぎ 国語平均点 62点

10月Vもぎ 国語平均点 57点

9月Vもぎ 国語平均点 56点 

8月Vもぎ 国語平均点 49点

7月Vもぎ 国語平均点 65点

6月Vもぎ 国語平均点 62点

 

12月Vもぎ 数学平均点 50点

11月30日Vもぎ 数学平均点 51点

11月Vもぎ 数学平均点 52点

10月Vもぎ 数学平均点 53点

9月Vもぎ 数学平均点 53点

8月Vもぎ 数学平均点 52点

7月Vもぎ 数学平均点 55点

6月Vもぎ 数学平均点 52点

 

12月Vもぎ 英語平均点 51

11月30日Vもぎ 英語平均点 57点

11月Vもぎ 英語平均点 57点

10月Vもぎ 英語平均点 61点

9月Vもぎ 英語平均点 57点    

8月Vもぎ 英語平均点 55点

7月Vもぎ 英語平均点 55点

6月Vもぎ 英語平均点 54点 

12月Vもぎ 社会平均点 58点

11月30日Vもぎ 社会平均点 53点

11月Vもぎ 社会平均点 58点

10月Vもぎ 社会平均点 56点

9月Vもぎ 社会平均点 57点    

8月Vもぎ 社会平均点 50点

7月Vもぎ 社会平均点 55点

6月Vもぎ 社会平均点 57点

 

12月Vもぎ 理科平均点 54点

11月30日Vもぎ 理科平均点 54点

11月Vもぎ 理科平均点 60点

10月Vもぎ 理科平均点 57点

9月Vもぎ 理科平均点 60点 

8月Vもぎ 理科平均点 53点

7月Vもぎ 理科平均点 61点

6月Vもぎ 理科平均点 56点