「単語帳はどれを使ったらいい?」
よくできているものがたくさんあるのですけど、「千葉県入試向けとしてどれがいいか」について今回はランキング形式でご紹介します。
選ぶにあたっては、近年の千葉県入試の英単語問題で「正答率が低かったものが全て載っていること」を重要視しました。
26年前期 support(正答率7.5%)、 repeat(正答率37.9%)
25年前期 explain(正答率11.2%) 、24年前期 alone(正答率32%)です。
これらが全て載っている単語を書店でチェックしてきました。
以下の単語帳に載っていました。
さてこの中から注目の単語帳を取り上げていきます。
第3位は、神奈川県の進学塾「中萬学院」の単語帳『世界一覚えやすい 中学の英単語』です。アマゾンだと新冊で現在買えないようなので、なかなか手に入りづらいのかもしれないので3位としました。もっと普及していたら上位にランキングしても良い良書です。
この本の特長は、読んでいてストレスがないことです。見やすいように大きい文字で書かれています。「1ページに3語」で詰め込みすぎていないのも読みやすいです。また、「セットで暗記」「ココが大切」
で重要なところがまとめられてます。読み進めていくだけで力がつきますよ。
第2位はくもん『完全マスター 英単語』です。
この本の最大のウリは、単語練習が千葉の出題形式に似ているところです。
千葉県の単語問題はこんな感じです。
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これに対応できる作りになっています。
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この練習で約1500字分行うことができます。特に気をつけたいのが、前述の正答率の低い単語が載っている中盤~後半に出てくる単語です。ここだけでも入試直前にスペルチェックしておくと効果は高いでしょう。ただし、この単語帳は大きすぎて持ち運びには向きません。そういうわけで2位としました。
1位は以前も紹介したくもん『中学英単語1500』です。リーディング重視、ミニ知識つき、スペル問題つきとバランスがいいです。難点は読み方が発音記号のみなので、読み方がわからない人はちょっと使いづらいかもしれません(音声ダウンロードは可能)。2位のくもんの完全マスターと併せて使うと、英単語問題で満点(15点)狙えるかもしれませんね。中学英単語といえば「くもん」と覚えておきましょう。
リーディング中心としたフレーズ練習。下段はミニ知識つきで、熟語問題にも対応可能です。
下段に「入試問題研究」がついていて、単語テストもついている優れものです。
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