「マンネリ化」にご用心!?


「1月の直前Vもぎを受けた方がいいか」とよく聞かれます。

 

かまなびでは「お正月の宿題を全部やりきったら受けさせる」と生徒達に伝えています(かまなびは模擬は塾が費用を出して受験する仕組みになっています)。

 

冬になると、生徒達にとって「試験がマンネリ化」する時期です。

 

マンネリ化は、カップルがいつも一緒にいてマンネリ化してしまうというような文脈で使われていると思います。

 

受験生も毎回試験を受け続けていると、試験に対してマンネリ化が起きている可能性はありますよ。

 

そして、このマンネリ化が「試験でミスをする原因になっている」ということはあると思います。あまり塾業界では言われませんけど。

 

マンネリ化防止については、「休みを取る」「模擬試験で大失敗する」のが良いと思うんですよ。

 

私は競馬が好きなんですけど、競馬の世界では「強くても勝てない」ことが日常的に起こります。

 

その原因の一つとして考えられているのが「マンネリ化」なんです。

 

「同じメンバーと繰り返しで争う」ことで馬が大事なレースでも真面目に走らなくなります。

 

そのときには「休養とったり」「普段とは異なる条件のレースに出てみる」「大敗すること」で「マンネリ化脱出のきっかけ」になることがあります。

 

マンネリ化するのは、「脳が慣れてしまう」からみたいですね。脳が集中の邪魔をしてしまう。

 

模擬試験でも「1科目50分」に慣れてしまっていますよね。

 

だから12月のSもぎ40という「40分形式」での練習はマンネリ化防止にもなります。先日行った教室実施のテストも「40分形式」で行いました。

 

50分→50分→50分→50分と受け続けるよりも、

 

50分→40分→40分→50分と受けることで、試験時間に対する意識のマンネリ化を防止するわけです。

 

それに、忙しい40分の試験時間を間に挟むことで、50分の試験時間が楽に感じるという効果も期待できます。

 

とにかく「マンネリ化」対策は行った方がいいと思いますね。

 

「模擬試験受けるのが当たり前」になってしまってはマンネリ化を進めてしまうだけです。

 

「大量の正月の宿題を終えた」ときに受験資格が与えられるという形で、もう一度試験に対する鮮度を取り戻したい。せっかくの最終回の模擬試験ですから、かまなび生にはひと手間加えて受験させたいと思っています。