塾のアルバイトは【ブラックバイト】って呼ぶらしい


最近、話題になっている「ブラックバイト」


大学生のブラックバイトというと塾みたいです。

損害賠償請求で脅されるというのは異常かもしれません。


しかし、時間外労働が多いのが特徴で時給換算すると割に合わない。というのはその通りでしょうね。


以前のブログで、時間外労働を極力しない方が大学生講師は得をするように個別指導の労働形態がなっているということを書きました。

「いやいやうちの子が通っている個別の先生は良い先生ですよ。」ということはあると思います。そういう先生も1教室に何人かはいます。


しかしそれは時給換算されてしまうと「ブラックバイト」となることが多いです。


というのも、授業時間外の準備なくして良い授業はなかなか成立しないからです。


残念ながら、「個別指導で良かったというケース」のほとんどは、ブラックバイトの上に成立しているんです。これはほんとに自分が個別指導の塾長をやっていたのでよくわかります。「個別指導がビジネスモデル」とほざく人達というのは、目に見えない労働を勘定に入れていないんです。


保護者の立場からすれば、「なんであんなにお金を払っているのに、ブラックバイトなの」と思われるかもしれませんけれど。


コンビニ塾経営は金がかかるんですよ。


広告宣伝費、わけのわからない教材の導入費、本部維持費のようなお金も負担しなければいけません。


そして、一番コストのかかる人件費をできるだけ少なくすれば企業は成長できます。そのしわ寄せが大学生講師にきているのでしょうね。


そう考えると、大学生講師を使っていながら、「あれもします」「これもします」みたいにうたっている広告などしているところというのは、


そんなことはやっていないのに語っている「嘘つき」


もしくは、


大学生を時間外で強制的に働かせている「ブラックバイト」かのどちらかなんでしょうね。


そういうところまで塾の広告から読み取ってほしいですね。


ところで「ブラックかどうか」はあくまで自己申告があったときに認定されます。したがって、強制的にルール化してやらせていればブラックと認定されやすい。


私が大学生と個別指導でやっていた頃は、強制的にではないのですけれど時間外で頑張る大学生も多かったです。その分、生徒や保護者達には還元されていて満足度は高かったとは思います。しかし、当時の大学生達には悪いコトしたなぁと反省していますから、訴えないで下さいね。


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