小学5年生では3学期割合が始まりました。
この単元をどう習うかが、今後の学習に大きく影響してきます。
中学生になると割合の計算が必要になるところはたくさんあるからです。
例えば、理科は多いですよ。湿度、密度、濃度などなど。社会でも、人口密度が出てきますね。とにかくこの計算処理は、中学でずっとつきまとうんです。
それで、先日、生徒に学校でどう習ったか聞いたところ、「くもわ」で習ってるというんです。道のりのところの「みはじ」のように計算するというやり方です。
3つの関係で解くのですが、これだと少し複雑になると行き詰ることもあります。
そこでオススメは4マスの関係表を作って解くという方法です。
この解き方専用の教材があるんですよ。いい仕事してくれますねぇ。
筑波大付属小の田中先生の算数『4マス関係表で解く文章題』です。
4マス関係表なら、「くもわ」「みはじ」のような式を知らなくても解く事ができるのがウリだと書かれていますね。
以前紹介した『ひとりで学べる理科』でもこの4マス関係表(田の字表)を使って解いていく練習をしていきます。
4マス関係表(田の字表)で簡単に解ける理科の計算問題の例
・地震 初期微動継続時間など
・濃度
・湿度
・運動とエネルギー(速度の単位変換)
・密度
・ばね(フックの法則)
実は、中学校でみんなが苦手としているところがこの4マス関係でほとんどクリアできてしまいます。ですから、この4マスの意味を小学生のうちから理解していってほしいですね。学校のやり方だと、文章題が解けないという小学生は4マス関係表でどうでしょうか。
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