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夏休みなど短期でかまなびに通ってくれた小学生のお母さん達が、久しぶりにかまなびに顔を出してくれました。
その際に、来年度のかまなびの変更点をお伝えしました。
主な変更点は、
来年度は小学生の短期間受け入れを行わないこと
4月から始める場合は、入会金が発生すること
料金が変わること
初年度は敷居を低めにやってみたのですが、どうやら敷居の低さと生徒の集まり具合は関係ないようなのです。
かまなびに通ってくれているほとんどの生徒が口コミで入会してくれています。
通っている生徒と保護者さん達が、「かまなびいいよ」「かまなびいいわよ」と伝えてくれるのです。
とすれば、敷居を低くして現在通っている生徒数を増やすことをするよりも、敷居は少し高いけど納得してかまなびに来てくれる生徒だけに絞ってもいいのではないかと考えるようになりました。
そういえば、今まで雇われ塾長時代は、大手塾の看板ブランドで生徒が集まってきていました。
もちろんそのブランドは幻想みたいなものなので、期待とのギャップを生徒や保護者に感じさせてしまうことは多かったように感じています。
だから、そのギャップを埋めるため、電話掛け、保護者面談、後付けでとってつけたような教材の提案、どこでも手に入るような受験情報を、高い価値があるかのようにみせかける業務をしなければなりませんでした。
こういう小手先の仕事をしているので、もちろん辞めていく生徒も多かったですね。受験が終わるとかなりの数の生徒がいなくなってしまいます。
そういうわけで、受験が終わる頃になると、合格を祝うことよりも、辞めさせないための危機感を煽るトークをしろという指令が下されます。受験結果に悲しんだり、反省したり、喜んだりするのは一瞬だけで、それよりも受験終了後の継続率の方が塾業界では大事になっています。
しかしそんな継続活動をする割に退会する生徒は減りません。
て、多くの教室の在籍ピーク(在籍が最大になる頃)は12月や1月になります(秋ぐらいにピークになってしまうこともあります)。
自分がやっていたときも2月の在籍ピークはなんとかなっても、3月に在籍ピークを迎えたことはありません。そういうものなのかなと思っていました。
ところがどうでしょう。「かまなび」という何のブランドも知名度もない塾をやっている方が、受験が終わっても生徒は通いたいと言ってくれる。
さらには前述の短期間の小学生達も、戻って来たいと言ってくれている。
そこである仮説に辿り着きました。
つまり、大手ブランド塾のビジネスモデルの賞味期限が既に切れかかっているのではないかという仮説です。
美味しく食べることのできる時期を過ぎてしまったのです。状況によっては腹痛(退会)が起きやすい中で働いている。
これまで雇われコンビニ塾の店長をやっていてもどうもうまくいかないなと感じていました。ブランド力があるのに何故と。自分で塾を作ってみてようやくその謎が少し解けた気がします。
なお、小学生の募集は、あと若干名になります。また、2015年度4月からの入会には入会金が発生しますのでご了承下さい。
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