成績上位生の悩み


先日、公立中学校に通う中1生のお母様が塾を探しているということでお話しする機会がありました。

 

中学校では成績上位のようで、高校受験で塾に通った方がいいのだろうかというわけです。

 

以前ブログでも書きましたが、学校の定期テストでは困っておらず受験だけというのなら3年生になってからでも大丈夫なんですよね。

 

学校の上位生で、かまなびを塾の選択肢に入れてくれたのは、

 

集団授業だと「わかるところでも授業で拘束されてしまう」

 

個別指導だと「科目ごとに授業を買わないといけない」

 

からのようです。

 

 

集団授業って授業聞いてノート取るじゃないですか。書いている間は、聞くことに集中できませんよね。ノートだったら、通信教材や参考書買えば済んでしまいますよ。非常によくまとまっていますからね。

 

ノートを取ることに時間をかけるなら、まとまったものを読んで1問でも多く問題を解いた方がいいでしょう。集団授業のノート取りって苦行でしかないと私は思います。勉強した気になりたいだけなら構いませんけれど。

 

もし自分でノートを作るなら、自分のできないところをまとめる自分専用のノートを作る方がよっぽど効率的だと私は思います。

 

また、鎌ケ谷に住んでいると、近隣のある塾は、成績上位生は柏校や船橋校まで講習で通わされるという話も聞きます。塾の合格実績ってあてにならないんだなとそのとき思いましたね。船橋までいくならかまなびオススメの上位校専門の進学塾「さくら進学塾」もありますからね。わざわざ大手塾に行かなくたっていいでしょう。

 

ならば個別指導はどうだろうかとなりますけれど、こちらは「1週間1科目80分宿題付」で授業を買わないといけません。

 

個別指導塾は、回転率の良いビジネスモデルです。チェーン外食産業みたいな業界です。1日にその座席で何回転できるかという話なんです。

 

どの程度、個別指導が抱えている課題を認識してやられているのかわかりませんけれど、実際個別指導塾の多くは「授業を売れるだけ売って無難に1年回せればいい」ぐらいのところがほとんどではないでしょうか。スタッフはいろんな業務に忙しいですし、講師は授業準備などせずに時間内だけ働いた方が得をするシステムの中で働いていますからね。人数さえ集まれば、上位校も合格できる生徒もやってきますから、特別なことをしなくても生徒の力でなんとかなっちゃいます。これは働いている人が悪いというより、そういうシステムなんです。

 

これは私が大手の個別指導塾に勤めていたときの実感です。

 

例外的に素晴らしい個別指導塾もあると思いますけれど、そういうところが自宅近くにあればいいのですが、そこにたどり着く頃に受験が終わっているなんてこともありえます。個別指導塾は腐るほどありますからね。

 

そういうわけで、成績上位の生徒でもかまなびが選択肢に入ってくるみたいです。