先日、学年末テストが続々と返却されました。
かまなびに入って初めての定期テストの子も何人かいました。
その中である生徒は、5教科280点→5教科380点へと100点もアップしました。
平均点は290点→290点と変化がなかった中で、100点もアップしてしまいました。学年順位では50人も抜いてしまいました。
わずか入会1ヶ月だったので、生徒自身の持っていた力によるところが大きいのですけれど、それを最大限引き出せた結果なのだろうと思います。
おそらく、その子の場合、他の塾に通っていたとしても点数は上がったと思います。
ただ、かまなびは「塾の授業」を行っていたわけではありません。
それなのに、こんなに点数が上がってしまうのですから、「塾の授業」は必ずしも必要ではないのでしょうね。
今までは、塾の授業を受けて100点アップしたケースしかなかったわけですから、「塾の授業を受けたから」成績が上がっていると思われていました。○○点アップという文句が広告に飛び交います。
しかし、かまなびみたいな「授業なし環境提供型」の塾でも100点アップを達成できます。何か特殊なことをやったわけではなくて、学校のワークを計画的に進め、それらを繰り返しやりました。
要するに、成績を上げるためには「子どもが勉強するかしないか」ということに尽きるのだと思います。
問題は、その勉強のさせ方なんです。
「塾の授業を買って勉強させる」のか。
それとも「勉強する環境を整えて自分で勉強する方向に導いていく」のか。
今までは、「塾の授業を受けないと成績が上がりづらいのでは」と思われてきました。しかし、かまなびみたいな塾でも成績が上がってしまうのですから、どうやらそういうわけではないらしい。
塾の授業を受けて成績が上がらないのは、自分で勉強していないからです。
環境だけ整えても成績が上がらないなら、自分で勉強していないからです。
子どもが自分自身で勉強できるようにするにはどうすればいいか。こればっかりは、一人一人の状況で柔軟に対応するしかありません。性格・学習状況がみんな違いますからね。したがって、かまなびの悩みが尽きることはありません。
次回テスト・入試に向けて、かまなびは本日から気を引き締めて再スタートしていきます。
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