【生徒分類1】塾を選ばない生徒

まずは生徒分類1つめは、塾を選ばない生徒です。どこでも結果が出てしまう生徒です。

通信教材、自宅開業の段階式プリント塾、集団指導、個別指導なんでも効果が出る生徒です。

こういう生徒を「特待生」として無料で迎える塾がありますね。

つまり実績を特待生で作るわけです。しかし、この実績は何ら塾選択の参考にはなりません。というのも「どこの塾でも結果の出やすい生徒で作った実績」だからです。

もちろん、他の塾だったらという証明はできません。しかし、このような塾を選ばずに結果をだせる生徒がいるという認識はしておく必要があります。わかりやすい成功事例でつられないように注意する必要があります。

学生時代に近所の自宅開設の塾で働いたことがあるのですが、そこで教えていた小学生で難関中学に合格した子がいました。家から近いということで、そういう優秀な子が来ることもあるんだなとそのとき思いましたね。

このような優秀な子達こそ、塾の体験をして相性の良い塾を選んであげればいい生徒達です。スケジュールや通塾のしやすさなど好きな観点で塾を選んで問題ありません。また、電車に乗って「こだわりの塾」や、「面白い先生の授業」を受けるのもありでしょうね。

あわよくば独学もできてしまいます。スタディプラス、zuknowなど駆使して、参考書・問題集を選んで勉強、受験情報はインターネットでチェックする。このような高校生のような学び方をするのもありでしょう。このようにお金をかけずに学べる学力層の子達でもあります。自ら考えて行動できる性格であれば是非挑戦してみたい学び方です。いずれ必要となる学び方ですからね。

次回は、【生徒分類２】集団×、個別○の生徒です。