先日、かまなびの生徒が、「今後の自分の人生が見えて絶望してしまった」と言っていました。
「○○高校に入って、そうしたら○○な人と知り合って結婚して、収入は少なくて、コンビニ弁当を食べて60歳ぐらいで死ぬんだな」と、ネガティブに語っていました。
勉強に自信のない子がこのように言っていたんですけど、勉強で自信を持っている子でも同じ悩みをもつこともあるようです。
今週末の朝日中高生新聞の「明日がくる」では、東大進学率の高い中高一貫校へ通う中学生が主人公のお話でした。
主人公もかまなび生同様、「この先の人生が見えた」と言って絶望していますね。
この先の人生が見えてしまって、しかもそれが幸せな感じがしないことはよくあります。
私もサラリーマン塾長していて、「この先の人生がみえた」感じがして、しかも楽しくなさそうだという感じがずっとしていました。
ただそういう「この先の人生がみえてしまうような人生のレール」というのは降りようと思えばいつでも降りることができます。
「降りたら不安」だと感じてしまうかもしれませんけど、意外と降りてもやっていけますよ。
「いつでも自分の意志で降りることができるんだ」と考えれば、気持ちも楽になりませんか。学生のうちは、いろんな経験をして「降りてもやっていける」自信をつけて下さい。
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