先日、かまなび生の一人が、
「私はバカだと思われてるから、みんなに学年順位を聞かれることが多い」と言っていました。
どうやら、みんなは、そのかまなび生の順位を聞いて、「まだ下がいるから安心したい」ということのようなんです。
そのかまなび生は、かまなびに来るまで近隣の人気塾に通っていましたが、ずっと成績不振でした。順位も下から数えた方が早い状況だったんですね。
それで2年生になってから、かまなびに移籍してきました。
そして、今回移籍後初の1学期中間テスト。
結果が返って来まして、なんと5教科で学年平均を見事越えました!今までで初めての快挙です。
もちろんそうすると学年順位は上がります。
それで、今回もいつものように友達が「何位だった?」と聞いてきたみたいなんですね。まだ下がいると安心するために。
ところが、順位を聞いてきた友達より、今回順位が良かったみたいなんですね。
そのかまなび生は「めっちゃ気持ちよかった!」と喜んでいました。
「もう私は、みんなを安心させるくまのプーさんじゃない!」と。
このように、みんなが通っている人気の塾、進学実績の高い塾に通えば成績が上がるわけではないのです。それは、その塾に「一を教えて十を知る」ことができる生徒が集まっていただけなのかもしれませんよ。
その陰には、「いなかったことにされてしまう成績不振者」が必ずいるはずです。
ですから、塾に振り回されるのではなくて「自分の勉強」に重きを置きましょう。「塾の勉強」をすると成績が上がりそうな気もしますけど、成績を上げたいなら「自分の勉強」を中心に組み立てた方が近道です。
そのフォローをかまなびでは行っています。
「塾の授業を受けなくても成績は上がる」ということを、引き続きかまなびの活動を通じて証明していきたいと私たちは考えています。
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