県立上位校を志望する場合には10月以降のVもぎがカギになる!?


今回は、「Sもぎ」と「Vもぎ」の両者を比べてみます。「どう違うの?」と思っている方も多いこれらのもぎ試験。

 

偏差値表を比べてみると、Vもぎの方が偏差値が低く設定されています。

 

例えば、

第3学区の「流山おおたかの森高校」は、

Vもぎでは「46」

Sもぎでは「50」


これは受験者の層がVもぎの方が高いことを表しているのかもしれません。実際にも、大手進学塾ではVもぎを採用していることが多いのではないでしょうか。


ところで、2014年度のVもぎ受験者数の推移をみてみるとわかるのですけど、受験者のピークは10月なんですね。これは大手の進学塾では、独自のテストを実施していたりするので、前半の模擬試験は受けないということが多いからではないでしょうか。毎週日曜が試験では大変ですからね。進学塾では宿題も山ほど出されるのでしょうし。


6月Vもぎ 8430人受験 

7月Vもぎ 8430人受験

8月Vもぎ 8927人受験

9月Vもぎ 11751人受験

10月Vもぎ 15473人受験

11月Vもぎ 13794人受験

11月30日Vもぎ 13777人受験

12月Vもぎ 13434人受験

1月Vもぎ 12497人受験


つまり、6~9月の模試で偏差値が高かった場合には、勉強していても、10月以降に偏差値が下がってしまうということが起こりやすいんです。


とくに、県立の上位校を受験する場合には、ライバルたちが参加してくる10月以降の模試が前哨戦になってきます。したがって6~9月のVもぎで一喜一憂せずに10月以降の模試で結果出せるよう準備していきたいところです。


しかも、10月以降は定期テスト、体育祭に合唱祭などの行事もあったりして、すごくハードになります。予告しておきます。今から励んで下さい。


続く