前から指摘していることですけれど、映像授業は無料の時代へと突入しています。
家庭教師のトライも映像授業に本格的に乗り出しましたね。連日CMでテイラーの曲に乗って流されています。
これからは学びたければお金はかからない時代なのです。
この「学びたければ」というところがキモです。
「学びたい」と思えるような学力層のところに位置づけることができるかで、お金をかけて学ぶのか、かけずに学ぶのかに分かれるのです。
「学びたい」となる学力層の子達は、どこの塾でも成績が上がっている子達です。
いずれこのような学力層の子達は、一部の最難関校を受験するのでない限り塾には行かなくなるかもしれません。
ですから、わりと優秀な子達の実績をウリにしている塾では生徒集めに苦労することになるのかもしれません。特待生とかで無料で受け入れるのでしょう。もうすでにそういうことしている塾はありますね。宣伝要員として無料で受けさせるという。
ところで、最近近隣にできた塾の宣伝文句に「偏差値50以上の生徒の成績が上がる」と自信ありげに書かれていました。
「それってどこの塾でも、無料の映像授業でも成績の上がりやすい子達じゃん。」と思いましたね。自分の塾だけがそういう子達の成績を伸ばしていると思いこめるほどの鈍感力はその塾で身につきそうです。
むしろかまなびは「学びたい」にまではまだまだで、偏差値でも40台から抜け出せない…という「普通の塾で伸び悩む子達」も大事にフォローしていきたいと思っています。
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