今日検証したい映像教材はリクルートが教育業界に参入して作った「スタディサプリ」です。
高校生向けのものがCMやってましたし有名かもしれませんが、中学生向けのコンテンツとして「スタディサプリ」があります。
【システム】アプリ形式ではないが、かえって安定していて◎
この教材は、最近主流の「アプリ」タイプではありません。
ただ、前回取り上げた「Try IT」もそうですけど、アプリって勝手に強制終了したりしますからね。その都度、IDとパスワード入力することになってしまってはやる気も失せてしまいます。そういう点では、通常のネット上の方が安定していていいのかもしれませんよ。
【教材】ダウンロード形式のみ
ダウンロード形式のみ。教材を予め印刷して準備する必要があります。
【科目】問題は基礎から応用まであるので、問題のパターンは豊富。数学の定期テストでは高得点も狙えそう。受験対策用としては英数国「応用編」の今後の展開に注目。
【国語】今後の展開次第。
●基礎●教科書準拠としてある程度の問題が用意されている。本文が教材に引用されていないので、各自学校の教科書を用意する必要がある。
●応用●国語の文法は「品詞」「助詞・助動詞」が用意されている。読解の導入などは受験対策として使用してもいいだろう。
【英語】応用編のできがよい感じ。
●基礎●教科書準拠内容。「単語・イディオム編」と「本文解説編」。「本文解説編」では、重要部分の解説をしてくれる。
●応用●英文法の単元ごとの学習。入試問題も教材に入っていて、練られた内容のものも扱っている。ただし、読解問題などは現在扱われていない(2015年8月現在)
【数学】定期テストで高得点狙えるかも!?
●基礎●教科書準拠内容。問題パターンも豊富。
●応用●難しい問題もあり。ただ、入試問題のような総合問題は扱われていない(2015年8月現在)。定期テスト高得点狙い向け。
【理科】【社会】受験での復習用に。
基礎編のみ(2015年8月現在)。共通の内容なので、どちらかというと受験での復習用に向いている。
【設定】学習管理機能が充実
まずは英数国の教科書の設定。
続いて1週間の学習予定を立てます
テスト日程・範囲を登録してカウントダウンもできてしまう。
★授業後はドリルで確認できます(教材は別にあり)。よくできた問題だと思います。
どこを勉強したかの管理も。
【予備的なコンテンツが◎】
ポイントをためて、モンスターを育てたり
補助教材も豊富。
興味を引くコンテンツが充実している。
勉強後は次回のお知らせあり。
【学習サポート】対応なし
質問などはできないようです。ある程度、自分で解決できる生徒向けになりそうです。
★まとめ★
オススメは以下のケースだと思います。今後も展開次第ではさらに該当ケースが増えていくでしょう。
・数学の定期テストで高得点狙いたい場合
・受験勉強で理社の復習をしたい場合
・英文法を単元ごとに力をつけたい場合
・国語学習の導入として勉強をスタートしたい場合
・定期テストまでの学習の管理をしたい場合
・好奇心があって、五教科以外にも学んでみたい場合
この内容で毎月980円。リアルの塾が潰れてしまいますね。
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