夏のもぎが返ってきました。いいところもあれば悪いところもありというところでしょうか。
この結果をもとに中3生はトレーニング内容の見直し、勉強比重の調整をしていきます。
ところで、返却面談のときに失点分析するんですけど、失点分析しやすいのはSもぎの方ですね。
Vもぎはちょっと見づらい感じがします。
まずSもぎの良いところは、正答率順に問題が並べられているところです。
例えば、自分の正解が「易しい」「やや易しい」に少ない場合には、基礎力がないことが一目瞭然です。
この見本は数学なんですけれど「やや易しい」~「やや難しい」で落としています。1や2にくるような問題を固めればすぐに点数が伸びそうです。
また、こちらの国語の見本ですと、正答率50%以下の「やや難しい」、「難しい」の問題で今後トレーニングが必要だということがわかります。したがって、今後はレベルの高めの演習をした方がいいと判断できます。
このように模擬試験の結果がみやすくなっていますと、難易度別にで演習できる「50%シリーズ」の問題集を利用して自分が得点したい難易度の勉強もすることもできます。
割とこの辺りの模擬試験後のさじ加減が塾だとやってもらえないということはよくあります。特に個別指導だと授業を受けている教科でないとあまり期待できないこともあります。
自分の強化したい難易度を考えて練習するには、調度良い教材かもしれません。
★受験生の50%以下しか解けない差がつく入試問題シリーズ★
★受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題シリーズ★
もちろん、Vもぎにもあるような「領域名(単元)ごとの出来具合」もSもぎではみることができますよ。
Sもぎは、以下にあるように問題内容も何が出されたか載っているのもありがたいですね。
例えばVもぎだと英語では「語順整序」など形式的なことしか書かれていませんから。
塾の先生が問題までチェックしておかないと、何ができていて何ができていないのかわからなくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
塾には通っていなくて結果を自宅で分析する方も多くいると思いますが、そういう場合はSもぎの方がいいかもしれません。
Sもぎの問題内容リスト
ただVもぎも今年からよくなったところはあります。
数学の解説が丁寧になったことです。
解説が少ないと、正答率が低めのものはどう解くのか受験生がわからなくなってしまいますからね。だから数学苦手な生徒はVもぎがいいかもしれません。
また、以前ブログでVもぎは上位校志望の受験生が秋以降に参入してくると書きました。ですから上位校志望の生徒はVもぎで力を試したらいいでしょう。
そういえば、今日塾に10月のVもぎの出題範囲が送られてきました。
10月Vもぎのポイントは公民です!範囲が狭いですけど大問1つ出ますから、リターンの高い単元だと思いますよ。
受験生のみなさんは励んで下さいね。
★10月Vもぎは範囲の狭い公民を強化すると点数が伸びやすい!?
★9月Sもぎの英語ではSVOCの文が!10月Sもぎでも公民が出る!
【まとめ】
★Vもぎは数学の解説がウリになった!上位校志望はVもぎを!
★Sもぎは、失点分析のしやすさがウリ!独学向き!受験勉強の方向性が立てやすい!
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