塾業界のコンサル→外野席のコメンテーター


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コンサル(コンサルタント)からのダイレクトメールが届いたりします。危機感をあおり、成功例をちらつかせる内容の手紙が送られてくるのです。

 

そういうダイレクトメールをどこかで見たことあるなと思ったらありました。

 

胡散臭い競馬予想会社の宣伝手法です。

 

1点的中!裏情報あり!という手法を使います。

 

注意したいのは、こういう商法の特徴は、いろいろな会社を作って、たくさんの予想をしていることです。

 

それで当たったときに、一気に広告を打って客を集めるのです。

 

今では古い手法ですけど、競馬場でいろんな人に声をかけ、10人に「あの馬来るよ」と10頭バラバラに伝えるという手法があります。もし10頭立ての競争だったら、その中の馬は必ずどれかは勝ちますよね。それで、当たった馬を教えた人に再び近づいて「俺が言った通りだっただろ分け前よこせ」と言うのです。

 

こういう予想屋みたいな人達は、ある種コンサルタントみたいなもんですよ。

 

10人をコンサルして、うまくいった例だけをピックアップして、次のカモをつかまえる。

 

そんなに確実に儲けられるなら、なんで自分で起業しないのでしょうか。それがシンプルですけど本質をついた質問です。

 

また、ちょっと事業がうまくいったときに、お金をとってコンサルを始める人もいますね。

 

こういう人は、宝くじに当たったときに、「宝くじで当てる方法」とかいう本を書いてしまうような人に似ています。

 

でも、競馬も宝くじもビジネスのコンサルタントも必ずうまくいくパターンが必ずあるということです。

 

僕も塾屋のコンサルならできますよ。しかも必ずうまくいく自信があります。

 

だって、個別指導も集団塾も映像IT活用塾、自立学習塾というあらゆる塾の形態のコンサルタントをすればいいからです。

 

子どもは減っても、どこかの塾に通うのですから、失敗する塾があれば、必ずうまくいく塾は出てくるのです。それでうまくいった事例だけ取り上げて、次のカモを探していけばいい。

 

自称コンサルの人たちは、はたしてそういう自覚があるのでしょうか。無自覚にやっているなら、頭が悪いですし、もし自覚してやっていたら詐欺とジャッジされても仕方がありません。

 

実際、コンサルの人のブログを読んでみても、自己啓発本のまとめみたいなことばかりを書いているだけです。ブログに力を入れろだの説教垂れていますけど、あなたはたいしたこと書いていないよねと突っ込みを入れたくなることもよくあります(ちゃんとやっている方ももちろんいますけど)。

 

結局、コンサルは外野席のコメンテーターなんです。外野でヤジ飛ばしているだけでなんです。自分の責任で自分の金でやるつもりもない人たちです(ちゃんとご自身で事業をしながらコンサルしている方ももちろんいますけど)。

 

ですから個人で事業やっている人は、こういう話に乗っからないようにしたいですね。むしろこういうコンサル活動をブログでネタにしていくとブログが面白くなると思う今日この頃です。

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