小学5年生の算数が割合に入っていますから難しくなってきています。
きのう、何人か割合のテストが返ってきました。
うちの教室では算数の場合、「ひとりで学べる算数」と塾専用の「学校準拠ワーク」を併用して行っています。
なぜ併用しているかというと、塾専用の準拠ワークは教科書順になっているのですけど、解法が統一されておらず、わかりづらいという難点があります。
とくに文章題は塾の教材だけでスラスラできる子って少ないですね。
そこで「ひとりで学べる算数」出番です。統一された解法で、割合や比などが学べます。
これで足りない部分は、「4マス関係表で解く文章題」です。問題集の半分が割合になっているという割合完全制覇対策用の問題です。これをやり切れば、演習量はバッチリです。
締めは、学校の教科書の問題です。やはり最後は教科書の問題を完璧にできるようにするのが王道の勉強法です。
このやり方を全て実践した子は割合のテストで100点でした。裏面の応用問題も満点でした。クラスで3人しか満点がいなかったようですが、その中に入れたようです。
この生徒は、5年生の1学期に入会したときは「現在塾に通っているのですけど算数がとにかく苦手」という転塾組の子でした。
本人の頑張りが一番大事ですけど、適切な方法で学習すれば、授業なしの塾でも割合の文章題などの難しいジャンルも克服できるようになるんだと改めて実感しました。
今月は新規の小学生の選抜適性試験を行っています。
次の「算数の文章問題が苦手だけど、なんとかしたい!」という子たちが集まってくれればいいなと思う今日この頃です。
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