個別指導ブランドという幻想


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今日はブランドのお話し。

 

雇われ塾長時代の会社の会議で事前にレポートするんですね。

 

このレポートが結論ありきの報告ばかりでいつもめんどうだったんです。

 

それで、ある日、どうせ書くのだからと次のようなことを書いたんです。

 

「うちの塾のウリがわからない。他の個別指導塾と大差がない。」

 

こういう批判的なことを書いたときの会議に社長が参加するということを知ったのはレポートを提出した後でした・・・。

 

当日の会議では、社長から「会社のブランドをつくるのは君でしょ」と叱られたのは言うまでもありません。

 

どこも一緒のコンビニ塾でブランド作れとか無茶言いますよね。

 

教材も一緒、短期間働くアルバイト講師、サービスの均一化を目指すわけですから、一社員ではどうすることもできません。

 

コンビニ系個別指導塾って立地条件の差だけだったというのが、僕が働いていたときの感想です。

 

そういう条件に恵まれなければ、生徒・講師を集めることすら簡単ではありません。

 

大手の個別指導塾が頭を使っていることって、集客力の低い地域から撤退してターミナル駅とか集客力の高い地域に塾を出すことくらいじゃないですか。経営の合理化。

 

中身に関しては一向に話が進んでいないと思います。そもそも個別指導のスタイルを考えた人たちは、そこまで考えていなかったんでしょうね。頭が悪かった。

 

勉強がどれだけできても、自分の頭の悪さを自己点検できるようにしておかないとどこかで行き詰ってしまう。コンビニ系の個別指導塾の顛末を僕自身の今後の教訓にしようと決意した今日この頃です。

「俺達は個別指導○○年やっている。だからブランドがある!」と言っていられるのはいつまでか!?

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