19日 3月 2016

「成績の上がらない値段の高い塾」はゴミを配る法則

コンビニ個別指導塾は、学校周辺でペンや消しゴムを配っているみたいです。かまなび生がよく使っているのを目にします。

僕も雇われ塾長時代は、講師たちと消しゴム入りのチラシを配りに行きましたね。

中身の消しゴムだけ抜き取って後はポイしてしまうので、近隣住民の方から苦情が来ました。子供たちからしたらゴミですから捨てられてしまうようです。

だから僕は、このような配布を「ゴミ配り」と呼んでいました。指示があって渋々ゴミ配りに行かされるのは苦行でしたね。

で久しぶりにコンビニ塾の春期講習をHPで見たところ、春休みの新中３生のおすすめコースが5教科で90000円以上するのですって。

中身はからっぽみたいなところに大金だす人がいるのか疑問ですけど、大きく出ましたね。

個別指導でオーダーメイドカリキュラムって言っても、どうすればいいかのモデルがないからオーダーメイドなんですよ。事前に提示できるはずもない。だって、そこまでテスト分析や入試分析してませんから。そんな時間がコンビニ個別指導塾にはないですし、そもそも評価対象にもなっていません。そんな分析していたら損するような仕組みでコンビニ個別指導塾の労働者たちは働いているのです。

かまなびは、もう宣伝してないんですけど、定員を閉め切っても問い合わせが続きます。その理由に近隣のコンビニ個別指導塾の料金が高すぎるということはありますね。どうやらコンビニ系個別指導塾は「成績の上がらない値段の高い塾」というブランドだけはしっかりと定着しているようです。