まなび堂のブログ記事で「塾ナビの口コミはなぜ大手塾ばかりなのか」を読みました。
塾ナビというのは、塾の口コミが集まり塾を比較することができるサイトです。
ここに載せているかで塾の問い合わせが大きく左右するようです。なぜなら、ここに載せていると、検索をかけたときに上位に来るからです。もちろんここに登録するには高額の掲載料がかかります。
先日とある会社から電話がかかってきて「塾 鎌ケ谷 オススメ」と検索して上位に来るようにしませんか。という営業がありました。
「うちは宣伝には困っていないので」と断りました。お金も結構取られますからね。
塾で集めているお金は生徒・保護者の方達から頂いてる大切なものです。
それが広告費、生徒集め用の消しゴムやペンの作成、友人紹介用の図書カード・ディズニーチケットなどに使われています。
そんなことに使うなら教材充実させたり、卒塾イベントなどにお金をかけたいと僕は思います。
先月かまなびでは卒塾式をやりました。お金はかかりましたけど、通っている生徒達はとても楽しんでいました。
そもそも、どうして多くの塾は、外向きにお金と時間をかけるでしょうか。
僕は内向き(通っている生徒たちに)にお金と時間を使うことが、結果的に外からみて気になる塾になるのではないかと考えてます。
そもそも通ってくれている子達が満足しなければ、外に良い話はもれていかないからです。
チラシなど外向きにお金を使わなければいけないのは、その塾の良い話が広がっていないからです。
宣伝で競うことより中身で競えばいいのですが、それができないのでしょう。
悪い噂が届いていないところに広告を打っていけば、また新しい生徒が来てくれる。うまくいけば優秀な生徒が来てくれることだってあります。
その塾の善し悪しは、半年ぐらい通わないとわかりませんから、どれだけ適当にやっていてもなんとかなります。塾に左右されない優秀な子が実績を作ってくれる場合もあるからです。
要するに、悪い噂が流れるまでの猶予期間で、きっちり授業を買わせて広告費を回収すればいい。
悪い噂が流れて、その地域で生徒が集まらなければ、また別の知られていない地域に新しく塾を作ればいい。別にその地域にこだわる必要は全くないのです。まさにコンビニ塾という名前にぴったりだと思います。
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