中学3年生の社会なんですけど、歴史が長引いていることが多いようです。
中学3年生の公民の勉強が始まるのは、毎年夏休み明けになっているのではないでしょうか。
入試の社会では、およそ3割ほどは公民からです。
この社会の遅延状態に対して、何か対策はないでしょうか。
そこで参考になりそうなのが、とある私立中のカリキュラムです。
とある私立中だと、「公民の経済」と「歴史」の両ラインでやってみるみたいなんですよ。
これは、公立中の生徒達にも使える手法だと思います。
公民には、大きく分けて憲法と経済の範囲があります。
憲法の範囲は、歴史を終えてから学び始めた方が、流れとしては学びやすいでしょう(敗戦→民主化という流れで学ぶ)。この順に学んでも2学期中に終わらせることができるので、それほど問題はありません。
問題は、3学期にも食い込んでしまう「経済」の範囲です。最後入試直前にも食い込んでしまうと、演習不足のまま入試に突入してしまうこともあります。
しかし、実際には、経済の範囲は歴史が終わらなくても学べます。
だったら、経済は単独で勉強してしまおうというわけです。
具体的には夏休みの学校の学習が終了しているときに公民の経済を勉強してしまう。
経済の範囲は学校で勉強するのを待たなくてもいいんです。時間があるときにどんどん進めて下さい。
オススメの公民自学教材は、「メキメキ」シリーズの公民です。
講義形式で深く理解するには最適の1冊です。
みんなが苦手な均衡価格のグラフもわかりやすく書かれていますよ。
公開市場操作なども理解しやすいように工夫されています。
重要箇所のマスターは練習も豊富
このメキメキシリーズなどを使って夏休みに公民の経済を一通り終わらせてみてはどうでしょうか。そうすれば2学期に社会の学習は終了しますから、総合的な社会の過去問演習に早く取り組めると思いますよ。
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