近隣の駅に、とある大手の塾ができていました。
本拠地は千葉県ではないのですけど、神奈川あたりでうまくいったので千葉県に新出してきたようです。
チラシに次のような、はったりをかかげてやってきたのです。
はったりその1
過去問を研究した講師陣が学校別の試験範囲にあわせた指導をするので、満点を獲得できる。
まだできたばかりの塾なのに、過去問研究した上で授業を進めるなんてできるのでしょうか。
先日、1学期の中間テストの分析したんですけど、ある中学校では学校のワークがそのまま出ていたり、新中学問題集という塾専用教材の改題であったり、2年前の定期テストの過去問から出題されていたり、千葉県の過去問から出題されていることがわかりました。
そういう試験傾向って塾を始める前にわかるものでもないでしょう。
長くその地域で塾をやっていても油断はできません。定期テストの傾向は変わりますからね。
はったりその2
公立高校入試に圧倒的な自信があります。
「圧倒的な自信」ってなんなんでしょう。塾長は他県から来たのに、どこからその自信がわいてくるのでしょうか。塾屋って自信過剰になったらおしまいではないでしょうか。自己研鑽もしなくなりますからね。
このようなはったり塾ですけど、
それでも大手塾なので、
夏期講習が完全無料で、その後入会したら9月の授業料も無料にできるみたいです。
おそらく、どこか別の教室の保護者や生徒達が負担しているのでしょうね。
ところで、以前も書いたことあるんですけど、授業料を無料にしている「塾の授業の価値」ってどれほどなんでしょう。
「授業を売らない」かまなびのような塾も最近は増えてきていますからね。かなり、ゼロに近づいていると考えた方が自然なのかもしれません。
まだ塾の授業料で消耗してるの?
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元はったり塾生の親 (日曜日, 05 6月 2016 08:49)
はったりその3「各学校の教科担当を把握してます」
※教室に掲示してある○中1年国語・△先生の一覧
その先生、既に転任されてるのに(笑)
そして、塾の生徒も指摘しないって(大笑)
塾の生徒も先生も、本気で対策しようと思ってないことは
よくわかりました。