成績が悪いからと言って、塾にいれればそれで解決するのでしょうか
いいえ。違います。
こんなことを塾屋が言ってはいけませんか?
もちろん塾の先生は生徒の成績を上げたいと思っています。
しかし、砂漠に木が生えないように、成績を伸ばすためにはその土台となるものが必要です。
その一つは、一つのことに取り組む集中力です。
その土台は生徒たちの今までの人生の過ごし方によって少しずつ積み重ねられてきたものです。
塾に入れたからすぐに身につくものではありません。
また、一度ついてしまった癖はなかなか修正しにくいものです。
例えば、ご家庭で話題がコロコロ変わるような会話をしていませんか?
ある一つのことに対して結論を出す前に、ほかの話題に移る(女性に多いようです)ことをくり返していると、一つの事柄に対して深く考えるという行為が、だんだん面倒くさくなってしまいます。
だからといっていつも結論を求める話をしろというわけではありません。
そういう機会もあった方がいいということです。例えばニュースについて考えをきいてみるとか、食事の味について考察するとか、そういったことでいいんです。
またそうした話題づくりのために、家族がいろんなことを調べる様子を子どもがみていると、知らず知らずのうちに子供が情報の集め方を見ていて、覚えていたりするものです。
こういうことは、塾でやるより、毎日の生活の中で身につけた方が効率的ですよね。
塾に通う前にできることはまだまだあります。
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