国語のあたりまえ→授業よりも、基礎訓練を!


スポンサーリンク

国語のあたりまえ学習についても考えてみます。

 

かまなびでは、以前も紹介した「ふくしま式シリーズ」をベースに国語のあたりまえの力をつけるようやってもらっています。

国語の読解は、いきなり解かせてできてしまう子もいます。あたりまえの力がついている子達です。こういう子は、入試問題をいきなりやらせてもだいたい対応できます。読解の「解」つまり、解法だけ練習すればいい。

 

ところが「読」のところでつまってしまう子たちもいます。「国語のあたりまえ」ができないのです。 

 

このような状態で解法を教えても効果は半減しますね。つまり、塾の授業で国語の問題を解いてもほとんど無駄に終わってしまいます。

 

この状況を「ふくしま式」の著者福島先生は次のように述べています。

いきなり試合に出してしまうのではなくて、パスやドリブルなどの基礎技能の練習が必要だというのは、ほんとその通りでしょう。まずは「国語のあたりまえ」練習が必要なのです。

 

ふくしま式では、基本の作文の力をつけていきます。

 

国語は読んで解くので「読み」が大事かと思われがちですが、読むだけだとなんとなく傍線付近を「ツマミ読み」してしまうようになります。

 

それでは、多くの受験生と同じ問題は取れますが、差がつくような問題で得点はできません。

 

 

福島式では、基本の型で書くことをできるようにしてしまう。これは、説明文の論理展開を自分で再現できるということです。書けるようになれば、読めるようになる。書くことは国語にとって一番難しい作業ですからね。

 

この福島式シリーズたくさん出ています。オススメの福島シリーズローテーションを今日は紹介したいと思います。

まずは基本の3つの力を身につける基本書『本当の国語力が身につく問題集』です。この問題集で「言いかえる力」「くらべる力」「たどる力」をつけていきます。

この教材で基本の「3つの力」がわかってきたところで、『「書く力」が身につく問題集』に突入します。

 

この教材では、本格的な「書く力」をつけていきます。千葉県の高校入試では、作文や記述問題があるので、書く力をさらに高めていきたいので、この教材を早めに持ってくると良いでしょう。

お手本を書き写すところからスタートします。まず、書くことへの抵抗をなくしていきましょう。

徐々に自分で考えて書く分量が増えていく構造になっています。

フィニッシュは要約の練習もあります。これができるようになればどんな問題が出ても対応できそうです。

書く力がついてきたら、語彙力もつけていきましょう『本当の語彙力が身につく問題集』です。

 

やみくもに言葉を覚えていくのではなくて、「くらべる力」で力を発揮する対義語の語彙力を高めていけるようにつくられています。

続いては、「選択問題」に強くなる『国語の読解問題に強くなる問題集』です。

 

選択肢がどのようにして作られるのかを学んでいきます。そして、最終的に間違い選択肢を作る練習に入ります。

 

福島式の特徴はとにかく「書く」んです。書けなければできたとは言えないということなんでしょうね。

さて最後は『本当の国語力が身につく問題集』の続編です。従来の3つの力を鍛えるトレーニングがさらにパワーアップしました。

 

「比喩トレーニング」「対比の骨組み」「むすんでたどる力」などが新しく盛り込まれました。ここまでやったら準備万端です。入試問題という試合に出場してみましょう。

福島式は1冊の値段は若干高めですが、国語の授業を塾で買うよりリターンが高い教材ですよ。

スポンサーリンク