トウゼンカード


スポンサーリンク

前回は、評価がヤラセだったという話でした。

 

今回は大手で働く人が、会社のおかしな体質を暴露してしまったという事件です。

 

パソコンショップ大手のPCデポが、「トウゼンカード」なる目標リストを従業員に持たせて働かせていたということのようです。

 

以下引用です。

 

~トウゼンカードを見ると、「iPhone、iPad、iMac、iPodを一気に全部買わせる(平日・土日1件ずつ)」や「解約に来た客を説得して解約させないようにする」などという目を疑う目標が記されている。

・・・

PCデポのスタッフはこのトウゼンカードの項目に従って仕事をするため、顧客満足度をないがしろにしてまで無茶な契約を取りにいく。認知症の高齢者を騙して不必要な契約を結ばさせ、息子が解約に来ても本人確認ができないからといって帰らせる不祥事は起きるべくして起きた。~

 

http://netgeek.biz/archives/82320より

 

売り上げが減ってくると、いろんな手を使って客単価を上げていくというのは、どこの業界でもやっていることみたいですね。どんな阿呆でも思いつくということでしょうか。

 

塾業界でも、無料を餌に食いついた人から搾り取れるだけ取るというようなことをやっている塾もまだまだあるんでしょうね。生徒が来ないのは、子どもが減っているのもありますけど、塾自体の問題であることが多いと思いますけどね。

 

そこと向き合わずに、客単価の売り上げを追えばおかしなことをし始めます。僕も大手で働いていたときに痛感しました。今やるべきことはなんなのかを経営陣がわかっていないのか、わかっているのにできなかっただけなのか。今でもそれはわかりませんね。

スポンサーリンク