先日、Vもぎの偏差値ランク表が届きました。
たまたま過去3年分のランク表があったので並べてみたところ、偏差値が上がったり下がったりしている高校があったので今日はそれをまとめておきたいと思います。
1学区
千葉南が55から53にダウンしています。また、幕張総合の看護科も55から53へとダウン。
両校の最近の倍率の推移をみると、偏差値を下げるほどの低倍率が続いているわけではないのですが。
大きく下落しているのが千葉女子の家政科です。50から46へとかなりダウンしています。こちらも倍率が大きく下がったようなことは起きていません。
柏井高校も44から41へと大幅ダウン。若松高校も44から42へ。
若松高校は前期選抜で倍率が2倍弱なので偏差値を下げる理由はよくわからないところです。柏井高校の方は若松高校と比べると倍率は低い(前期選抜で1.40倍弱)ので両校の差をもっと広げてもいいのではとも思います。
2学区
2学区で偏差値がアップしたのは、松戸国際の国際教養です。53から55へと上がりました。近年の高倍率が影響しているようです。普通科もここ最近高倍率になっていますが偏差値は据え置きになっています。
2学区で偏差値55に位置づけされているの国分や松戸国際は高倍率になるのが定番になってきています。ときには58の国府台以上の倍率になることもあるので、実際の難易度は国府台に近づいてきている印象を受けますが偏差値は据え置き扱いになっています。
市川南高校は41から39へと偏差値が下がっています。ただ倍率は決して低くなっていないんですよね。どうして下げられてしまったのでしょうか。
3学区
3学区は、県立柏が62から61へとダウンしていますが、最近はそれほど高倍率にならなくなってきていますね。鎌ケ谷や柏南の方が倍率が高くなってきているので、差が縮まってきている印象を受けます。
柏陵は47から45へダウンしています。46の流山おおたかの森の方が近年は高倍率なので逆転が起きています。これは妥当な評価でしょう。
4学区
4学区以外もそうですが、専門学科の偏差値が下がって記載されていますね。
前期選抜のみで後期選抜を行わないことで倍率が低くなったという判断なんでしょうね。
まとめ
3年間で偏差値の上下が起きていますけど、倍率を考慮して変えられているところは少ないです。適当にランク付けしていのかも。
難易度はそのときの倍率によって変わってきますし、前期選抜の場合には各高校の選抜基準によるところが大きいです。幕張総合の件もありますから、テスト以外の配点などに注意が必要です。
元も子もない話になってしまいますけど、偏差値ランクはあてにならないという結論です。
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