先日、日本大学の合格率をまとめました。
今回は東洋大と日本大学の現役合格数の生徒数に対する割合をまとめてみます。
とくに千葉県の中堅高校(偏差値48~59)では、日大・東洋大は現役でどれくらい合格しているのでしょうか。
なお、「現役合格人数÷卒業生数」で以下のデータは計算しています。
データはこちらの資料を4年分活用しました。
このように数値にしてみると現役での合格は結構難しいことなのかもしれません。
偏差値50台後半の公立高校では10%~20%です。だいたい1学年300人くらいなので30人~60人ぐらいの合格者です。
万が一、高校に入ってから勉強しないで学力下位になってしまうと日大・東洋大レベルの大学を受験するとなると現実的にはかなり難しくなります。少なくとも予備校など学校とは違うところでやらないと追いつかない。そんなことがデータから推測できます。
今回は日大と東洋大を対象にしましたけど、首都圏でそれなりの倍率になってしまう大学であれば早慶やマーチレベルの大学でなくても同じように現役で合格するのって難しいんじゃないでしょうか。ましてや公立高校だけ通ってあとは独学でなんとかするとなるとかなり厳しい。基本的に予備校などに通う前提で考えた方がいい気がします。
私立高校の偏差値は「特進クラス」のもので今回書いていますけど、特進クラスで偏差値50台の私立高校は合格者の割合が低くなっています。
というのも特進クラスの場合、全生徒数に対して人数が少ないからです。特進クラスの人数だけで合格者数の割合を出せば、公立高校くらいの%になるでしょう。
ともかく、中堅の私立高校の場合、一般受験で人気の大学を受けて合格狙うんだったら特進クラスに入るのが大前提です。
そこで予備校みたいに少数精鋭でガンガン勉強してようやく合格していくイメージです。
私立高校の普通のクラスでのんびり過ごしてしまったら、これはもう予備校などに通わないとどうにもならない。私立高校の普通クラスに通うなら、指定校推薦狙ったりなるべく一般受験にならないようにするのが本筋。受験するつもりなら、特進クラスに入りましょう。「部活ができなくなってしまう」というのなら、これは毎回の定期テスト頑張って指定校推薦狙ってください。
どうしても部活や学校の活動に打ち込みたいというなら、これまでにも紹介してきた人気の大学の附属高校がオススメです。
それらの附属高校では系列大への進学が生徒数の20~40%ぐらいで進学しています。
附属高校では学力上位の生徒達は他大を受験するので、残った生徒達の中で20~40%も進学できますからね。毎回のテストで平均的にできていれば、進学に行き詰って予備校に通わないといけないということは起こりづらいと思いますよ。
【関連記事】
まとめ
●千葉県の中堅公立高校で一般受験するには少なくとも学力上位層に入れるような学習努力が必要。受験期には予備校通いも覚悟して。
●千葉県の中堅私立高校では特進クラスに入っていないと一般受験は厳しい現実。結局、予備校とのダブルスクールになる。
●千葉県の私立高校で中堅高校の普通クラスに通うなら、首都圏人気大学の附属高校の普通クラスへの進学がオススメ(部活動などにも専念できる)
高校に進んだときには日常学習が大事。最近では低価格で動画授業が受けられる。その筆頭はスタディサプリ。
●一流の予備校講師が担当するので大学受験までもカバーしている
●中学の学習が足りなかった高校生は、遡って動画をみることもできる
●何科目でも使い放題で月額980円!
コメントをお書きください