今回は2学区の前期選抜まとめです。
1学区の高校の多くが似たような選抜スタイルだったのに対し、2学区はさまざまです。
下表にある「入試一発度合い」をみてもらうとそれがわかります。
ここでいう「入試一発度合い」とは、「合格者総得点に占める、合格者の学力検査の得点の割合」で出してみました。
合格ライン付近において「入試当日の学力検査寄りか」「中学校全体の評価寄りか」という目安で考えて下さい。
例えば、県立船橋高校のように調査書の得点が圧縮されている場合、「入試当日の学力検査寄り」になりますから「入試一発度合い」も高くなります。
2学区の特徴は、この入試一発度合いが偏差値に関わらずさまざまなバリエーションになっているところです。
船橋東高校は、調査書が2倍になりますから、合否ラインでは調査書の得点が効いてきそうです。Vもぎの偏差値で60以上の高校ではめずらしい選抜基準です。
市立習志野高校は自己表現が400点もあるということですから、合否ライン付近では当日の入試得点はほとんど意味をなさないことが予想できます。他にも入試一発度合い50%以下の高校が2学区には多いですが、これらの学校も合否ライン付近では、自己表現などの得点が効いてくるはずです。
なお、自己表現は幕張総合のときもありましたけど、できるだけ「実技」で出願しましょう。特定の部活種目が指定されているように高得点が与えられやすくなるからです。
一方、Vもぎ偏差値40代でも入試一発度合いが高めなのが県立松戸高校と実籾高校です。この2校は合否ライン付近でも入試の得点勝負の割合が比較的高いので、調査書や部活実績などの得点が期待できない場合にオススメです。
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