目標点80点以上
平成29年の前期入試の合格者最低点が3科約230点、5科400点なので80点以上は国語で取る必要がある。
平均点の高い入試問題なので標準的な問題が多く、公立高校の入試との併願もしやすい。文学史などの知識問題もほとんど出されないので負担も少ない。
1説明文読解総合
文章内容は、中学生では馴染みのないテーマも出されるので読むのに時間がかかるかもしれないが、問題自体のレベルは高くない。配点は約50%くらいなので、この1でどれだけ正解できるかがカギとなる。
(1)漢字
配点約10%
同音の漢字の使い分け、音訓変換(音読み→訓読みでどう使うか、訓読み→音読みでどう使うか)
漢字は落とせない問題。ここが満点取れない場合には、漢字の練習量を増やそう。
漢字は落とせない!
(2)適語補充(接続語など)
配点約4~8%
いくつかの空欄にあてはまる接続語などの組合せを考える問題。わかるところから入れていけばいいので、確実に取りたい問題。
(3)以降 その他
配点約32~36%
選択肢が長いので、選択肢を吟味しながらの消去していく作業が必要。ただ、選択肢同士は、あまり似ていないので、本文と照らし合わせれば消去していくのはそれほど難しくはない(明らかに違う選択肢がかなり含まれている)。
2随筆
配点約30%
1の説明文と比べて読みやすいので読むのに時間はかからないが、問題レベルは1より難しいものも含まれている。
読みやすいので感覚的に解いていくと間違えてしまうこともあるので、本文中に根拠を求めて客観的に解いていくことが重要。ここでも選択肢は長いので、選択肢を細かく吟味して消去していこう。
選択肢を吟味する練習教材(入門編)
間違い選択肢がどう作られるのかを学ぶ教材です。小学生用ですが、中学生にも有効な問題集です。出題者の気持ちがわかれば選択肢を吟味するのはそれほど難しくはないでしょう。
芝浦工大柏の過去問演習し終えたら、その他の私立高校の問題を流用も有効。その場合には、選択肢が長めの私立高校の入試問題が最適です。
オススメは平均点も高めで入試難易度も近い専修大松戸高校(漢文問題は除く)。
3古典
配点約20%
動作主、現代語訳、指示語、傍線部の理由説明、内容合致などが出題される。
文章を読む前に、先に問題の選択肢に目を通しておくと、古文内容のテーマが推測できるので一気に読みやすくなるのでオススメしたい。
1日1古典で古典に慣れよう!
芝浦工大柏高校の国語まとめ
●配点50%の大問1をほぼ満点で解ければ目標の80点はクリアできる
●選択肢の吟味(消去法)の練習が必要
●公立入試第一志望の併願としては丁度良いレベルの問題。1月の前哨戦として位置づけよう。
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