英検の合格発表が出されました。
かまなびでは、これまで任意で受検者のフォローしていました。
そうすると、結構な人数が受検するんですね。だったら今年から原則的に全員受検しようということになりました。
それで昨年の12月から、単語暗記→年明け過去問実施→単元演習→過去問演習という流れでやってみました。
そうしまたら、ご近所鎌ケ谷中学のかまなび生での受検者は全員一次試験を無事に合格できました。
「英語が苦手」「定期テストでも平均点以下」「通知表では2に近い3」の生徒でも中2の冬に英検3級の一次試験突破できたのです。
とても喜んでいました。
もっとも英検って点数クリアできるように練習すれば、あまり英語ができなくても合格できるんですよね。
実際に英検3級って中学英語卒業レベルに全く到達していなくても受かることができて、だから小学生でも受かったりしています。英文法などほとんどわからなくても努力すればクリアできてしまって、英検持っているのに学校のテストできないなんてことはよくあるんです。実際に後述の合格者の得点推移をみても英文法のところはほとんどできていません。
とはいえ、英検3級でも不合格の人は結構いますから、受かればうれしいものです。英語に少しでも自信がつくならばということで、かまなびでも今年から本格的にフォローするこにしました。
私立高校の推薦で通知表を1ポイント優遇されたりということもあります。だから通知表の英語でいつも3の生徒には絶対に合格して欲しいと思っていました。
ところで、中3になって、高校受験を意識して6月や10月まで英検受検する人も多いです。
しかし、その時期は「学校の定期テスト」や「受験勉強」で忙しいのです(特に3学期制ではもろに試験日と重なってきます)。
受かるかどうかもわからない英検に時間をかけている余裕はないのです。通知表の英語3が2にでもなったら英検で受かって1ポイントもらっても仕方ないですし、英検不合格で通知表まで下がったら、ほんとうに最悪ですから。
ですから、かまなびでは2018年から「中2の1月に英検3級までは受からせてしまう」という目標を立てました。
そういう理由で年末年始で英検対策やることになったんです。
ここからはかまなび生の英検対策の推移を紹介します。このレベルでも合格に持っていけるという希望になればと紹介します。
かまなびでは後述のように得点率を分野ごとに算出して、配点の高い弱点分野を補っていくという作戦を取って練習を重ねました。
紹介する合格パターンの2つは、年明けの1月8日時点で過去問得点率が30%だった最悪のスタートだったケースです。
英検3級の合格は2018年の1月19日実施の検定が約67%でしたから、全く届いていない状況でした。
冬休み前に英単語は500語くらい覚えさせたんですが、過去問やらせてみても初回はこんな程度でした。
ほとんどできていない状態でも最低限の単語力があれば10日ぐらいでなんとかなるようです。
総合得点率30%からの3級1次試験合格者の得点推移
【合格パターン①】
塾内で最もできていない得点率30%でのスタートでしたが、コツコツと弱点分野の演習を重ね、徐々に得点率が上がっていきました。検定前日に3回目の過去問をやったところ合格ラインの70%をクリアすることができました。本番でもライティングで満点をとり余裕の合格だったようです。
英検での得点
【合格パターン②】
こちらは大苦戦していました。1月8日時点では①の生徒同様、塾内最下位レベル(得点率30%)からのスタート。練習を積んだものの英検前日でも合格ラインには及ばない50%程度でした。しかし検定当日にReadingとListeningで60%付近に到達してWritingで75%の貯金を作ってギリギリ合格できました。
コメントをお書きください