今回は最近読んだ教育本の紹介です。
齋藤孝先生の『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』を読みました。
ここで書かれていたもので印象に残ったものを今回ピックアップしてみます。
勝負どころは学期が始まる前 先取りが大切
どの時期に頑張ればいいのかを親が教えることが大切だということが指摘されています。
では頑張る時期はいつかというと
各学期が始まる前、とくにその学年が始まる前が大事です。そのときに「先取り」させるのが、勉強に自信を持たせるにはかなり有利です
と書かれています。
どこの塾でも今は先取り学習やっている時期ですよね。かまなびでも英数理社の先取りをガンガンやっているところです。
不得意科目に限定して突破する
勉強に苦手意識のある子が、あれこれと手を広げても結果も分散してしまうので自信がつきにくいです。
このことから本書では、次のように書かれていました。
何かに限定していって、一点突破すると、早めに自信がつきます。エネルギーを集中させて、「今回はこれに賭けているのだ」「これに関しては、これ以上準備しようがない」というところまで、自分を追い込み、自信を持って向かう。
とにかくエネルギーを分散的に配分するのではなく、重点配分して、集中豪雨のようにそこに降らせてやると効果的だと思います。
勉強に自信が持てない受験生だったら、5科目に手を広げずに「苦手科目に集中」もしくは「得意科目で絶対的な自信をつける」のもアリですね。時間がない多忙な中学生にもオススメの学習法です。
先取り学習と不得意科目に限定して突破させるならスタディサプリも使えそうですね。いつでもどこでも好きなだけ学べます。4月に入ってもGWになるまでは先取り学習のチャンス時期です。
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男女の違い
「男の子は雑念が多いので集中が続かない」ことが書かれていました。
かまなびでも「じっくり取り組める」のは女の子だと感じています。
男の子は適当にやったりするので、気をつけています。
ただ、男の子はゲーム性をつけたりすると乗ってくることが多いです。
本書でも「動物的な刺激、たとえば「これをやったらメダルが手に入る」とか「順位があがっていく」といった、何かを獲得する意欲を刺激するやり方がいい」とされていました。
ゲームは学習ソフト系や穏やかなものを選ぶ
男の子に多いのが、ゲーム好きな男の子。スマホでもいつまでもゲームをやったりするのも男の子です。
どうやって上手にゲームと付き合うか。
本書には次のように書かれていました。
攻撃的なもの、反射的なものはすべて制限すべきだと思っています。まずはそれらを家庭からなくしてしまって、学習系ソフトや楽しみながらできるもの、穏やかな気持ちが育つようなものを選んで与えてやれば、友だちの中での孤立も防げるし、ゲームを全面禁止するよりは子どものストレスも軽減されるのではないでしょうか。
息抜きが必要
勉強の息抜きも必要だということが書かれていました。運動や遊びを取り入れることが提案されています。
特に男の子の集中は長く続きませんからね。
かまなびでも最近学習の合間に学習ゲームなどを取り入れています。
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