毎年恒例のかまなび春のパン祭りではなくて「高校見学会」の時期がやってきました。

そんなのしない塾さんが多いと思いますけど、かまなびは春から受験生としての意識を上げるイベントも積極的に行う塾なのです。勉強も大事ですけど、意識を上げるなら高校に実際に行ってみるのが手っ取り早いと考えます。

夏に高校説明会があるからいく必要がないという意見もあるでしょう。そんなことより部活を熱心にしろと。そう学校の先生に言われて参加できなかった子達もいました。そういう考え方もあります。ただ、今回伺った国分高校は勉強も部活もバランスよく行うのです。高校でもそのようにバランスよく過ごしたいと考えている生徒は、部活動が忙しくても早いうちに一度行ってみてもいいでしょう。

そもそも夏の公立高校の説明会などでは1000人くらいの中学生が来ますよね。

なんかゴチャゴチャしてわかりづらい気がするんです。よくわからず学校見学が終わってしまったみたいな中学生が毎年多い気がします。

それにそういう説明会って夏休みじゃないですか。日常の学校の様子を見るなら普通の日に行った方がいいと思うんですよね。

それなら下校時刻の早い4月に行きましょう。そういう理由で春に高校見学会を行っているのです。

今回は市川市にある国分高校に行きました。

市川市内で最も人気のある公立高校です。最近では偏差値高めの国府台高校より人気があります。

★参考：30年度入試★

国分高校：前期2.63倍、国府台高校：前期2.17倍

その人気の秘密を知りたかったというのが１点。

もう１点は、かまなびのある鎌ケ谷市からは、お隣の人気校なのにあまり進学者が少ないこと。

鎌ケ谷の子達には、同レベルの難易度だと「松戸国際」高校が人気なんですね。

とりあえず松戸国際志望となる前に、国分高校を見て欲しいと考えて今年は国分高校を見に行くことにしました。

鎌ケ谷からだと、船橋周りで市川駅などからバスという通い方もありますけど乗り換えも多いので、北総線の秋山駅から徒歩の方が交通費は安いです。電車は10分ほど乗り、駅から徒歩約25分なので、40分程度で通うことができます。思ったより近いです。鎌ケ谷地区からの進学者が少ないのはちょっと意外でした。

秋山駅からの徒歩経路はグーグルマップに頼ると、交通量の多い道を案内されてしまいました。高校のＨＰに載っている徒歩経路で通うと、車の往来も少なく安全に通うことができます。

【高校オススメの徒歩経路マップ】

https://cms1.chiba-c.ed.jp/kokubun-h/access-1/?action=common_download_main&upload_id=1028

国分高校HPより

見学会では高校の説明を高校の先生にしてもらいます。担当してくれたＫ先生がおっしゃっていたのは、

近隣の松戸国際高校や国府台高校との違いはやっぱり自分に合うかを実際に行って確かめるしかないということです。

なるほど。今年は、体験入学が7月27日（金）にあって、そこでは国分高校の生徒達が主体になって案内してくれると言います。そこで国分高校の生徒達の雰囲気を感じとれるかもしれないですね。入学を考えている人達は体験入学には絶対に参加しましょう！

ところで、先生からみての国分の生徒達の印象も聞いてみました。

あまりうるさい感じが嫌な子達でも合いそうな国分高校のようです。

部活動では野球部の監督や選手たちの雰囲気が良かったです。グラウンドが広いので野球とサッカーを同時に展開することができます。

あとは現代音楽部（軽音）、吹奏楽部の活動が盛んのようで、練習している子達がたくさんいました。

テニスコートは3面と少ないのでテニスやりたい子はちょっと物足りないかも。

※ＧＭＡＲＣＨ・・・学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学のこと

※日東駒専・・・日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学

放課後に、図書館や会議室を自習室として利用できるようです。図書館では頑張っている生徒達がいましたよ。

最寄り駅の北総線「秋山駅」の周辺はどんな感じかも紹介しておきます。

まず駅前にでかいスーパー「ベルク」があります。コンビニは見当たりませんでした。

牛丼チェーンの「すき屋」などチェーンの飲食店もありますが、ちょっと高校生でくつろげそうなところは見当たりません・・・。

しかし１件駅前にオシャレなカフェがありました。

「サクラカフェ」だそうです。見学させてもらいました。スタバはありませんが、帰りに友だちとちょっと寄ってもよさそうな雰囲気のお店でした。感じのよいお母さんたちが接客してくれます。

将来の進路が私大文系で、落ち着いた雰囲気でバランスよく高校生活を過ごしたいときには調度よい学校だと思いました。鎌ケ谷地区をはじめ北総線沿線からの通学者がまだ少ないようですが、値段の高い北総線に乗って通うだけの価値はありそうです。気になった人は７月下旬にある体験入学（要予約）にはぜひ参加してみましょう。

国分高校レポート

国分高校HP

●流山おおたかの森高校の見学会

●柏の葉高校の見学会

●小金高校の見学会

●東洋大牛久高校へ行ってきた