「今日から変わる」親子面談事例②


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今回も、今日から変わる親子面談の実施例をあげてみます。

 

 

【事例】

●中学3年生男子

●トップ校を受験したい

●受験勉強に集中できない

●志望校まではまだまだ得点力が足りない

 

というような状況で面談をしました。

 

事前に気学で彼の性格を調べました。そうすると、かなり集中力があるという傾向が出ていました。

 

その集中力を受験勉強にどうやって向けたらいいのか。これが三者面談の最大のテーマでした。

 

どんなときに彼が集中できるのかを探る面談です。

 

もちろん大好きなゲームのときに集中力を発揮します。小さかった頃は、読書やレゴにも熱中した時期があったとお母さんは教えてくれました。

 

やはり事前に調べておいた集中力が高そうな子というのは、当たっていたようです。

 

彼の人生においては、この集中力を上手にコントロールできるかどうかが最大のテーマになります。

 

勉強で集中できたことはないのかと尋ねたところ、「先日ノルマを終えたら好きなことやっていい」としたところ、かなり集中して勉強していたということをお母さんが教えてくれました。

 

これだ!と私は思いました。

 

一日の勉強量を決めて、それが終わったら好きなことをしていいということにするわけです。

 

現在ゲーム1日30分と決められていたそうですが、やりようによってはもっと長くやれることになるので、彼の中で勉強への集中力を発揮させる動機づけになりそうです。

 

ノルマを決めて、朝早く起きてノルマを減らしたっていいんだよ。と私は彼に伝えました。

 

早寝早起きのリズムもつくので受験生としては最高だからです。

 

 

 

ここで日々の学習量は自分で決めさせるように伝えました。

 

たしかに、それでは緩いノルマを設定する危険もあります。

 

しかし、ここで親が子どものことを決めてしまっては成長が止まってしまいます。

 

いつまでも親に決められたことをやっていくの?いつまで親に決めてもらうの?と聞くと、たいていの子どもは嫌がります。

 

本当は自分のことを自分で決めようとしていた時期もあるはずなんですよね。

 

けれど、自分で決めると、その内容が甘くなってしまうので、親御さんたちからダメ出しが入るんですね。そのうちに、自分で決めてもボツになるので、最初から親御さん達が決めたことをやっていくという流れになっているんじゃないかと私は考えています。

 

でもこれって危ないですよね。

 

いつまで親御さん達が子どものことを決めていくことができるのでしょうか。

 

例えば、こういう仕事がしたいと子ども言ったとします。

 

そのときに「それで食っていくのは難しい」とダメ出しをします。

 

じゃあお母さんたちが僕がやる仕事を決めてとなりますね。

 

親御さん達が金になるであろう仕事を選択していきます。

 

しかし本人は興味がありませんから、その仕事では普通ぐらいの力しか発揮できません。

 

それで、どうしてうまくいかないんだろうと彼は悩むのでしょうけど、出口がありません。

 

人が決めた進路だからです。しかも、もうそのときには自分では考えることができない人になっているかもしれませんよ。

 

そこまできたときにも親が会社まで出向いたり、転職活動をサポートしていくのでしょうか。

 

それはさすがにあり得ませんよね。

 

だったら中学生の頃から自分で決めさせましょう。できるだけ早いに越したことはありません。

 

子ども自身で決めさせて、それを周囲の大人が個人の意思決定として尊重すればいいんです。これほど省エネな子育てはありません。やろうと思えばすぐにでも実行できます。

 

こんなことを言うと、今回のケースでは、一日の勉強量が少なくなってしまうのではと心配する人がいるかもしれません。

 

では、それでうまくいかなかったらといつものように先回りしてしまうんですか?

 

失敗するのも子どもの権利なんですよ。

 

失敗や挫折があるから気が付けることもあるんです。ご自身の人生を振り返ってください。

 

うまくいかなかったときの方が自分と向き合えて成長できたんじゃないですか。

 

親御さんもわかっているはずなんですよ。全戦全勝で進んでしまったら成長するチャンスがなくなっちゃうって。

 

 

もちろん、面談では、これまでやってきた一日の勉強量より多めになるように受験対策のオリジナル教材のプレゼントもしました。

 

今日の話を聞いて「やるぞ」となった子どもだったら間違いなく学習量は増えるはずです。それを確信できたから今日はたくさんお土産を渡したのです。

 

彼は必ずすべてこなして、得点力がついてくるはずです。これらは得点力を上げるためにかなり分析して作った教材ですからね。この点に関しては、うちの教材が千葉県ではトップクラスだと思いますよ。自信をもって渡しました。

 

子どもの成長を信じましょう。親が信じなくて誰が子どもの成長を信じてあげられるんでしょうか。

 

大人に信じてもらえていないという不信感は、子どもの成長力をじわじわと蝕んでいきます。

 

実際に塾の仕事をしていく中で感じているのは、子どもは日々確実に成長しているということです。それはテストの点数で測れるものではありません。

 

その小さな成長に気が付いて認めてあげられるのか、できていないことの方に目を向けて小言を言っていくのか。どちらで育てた方が、子どもはよく育つのでしょうか。

 

まず変わるべきは子どもの周りにいる大人たちです。大人が変われば子どもは必ず変わります。

 

もちろん、今日の面談で「頑張ろう!」となった気持ちがどこまで続くかはわかりません。

 

集中力が高い子ほど、他のことにも熱中しやすいからです。

 

ですから彼には、自分で決めたことを形にしよう。具体的には「紙に書こう」と伝えました。

 

集中が切れてしまったときでも戻ってこれるように、前日に翌日のノルマを立てて張るなどするようアドバイスしたのです。

 

残りの受験までの期間、自分の持っているエネルギーを理解して、自分の力が最大限発揮できるようなルーティンを発見し、自分で決めたことを最後まで決やり続けられれば、どこの高校に進んだとしても心配ありません。

 

これはどの高校に進むかよりも、よっぽど大事なことなんですよ。間違いなく断言できます。

 

あまりそういうアドバイスくれる人はいないと思うので、かまなびの面談ではそのことを伝えるようにしています。ちなみに一般的な塾だとこの時期の面談は冬期講習の商談となっていますから参加するだけ子どもはおいてけぼりになって時間の無駄となります。子どもの成長を促すことに時間をかけるようにしてあげてください。

 

 

今日から変わる三者面談の体験談:保護者

今日から変わる三者面談の体験談:生徒

最初は生徒本人が面談だけしに来るのが嫌だったようなのですが、面談終了後には「来てよかった!」とスッキリとした表情で帰っていきました。

現在かまなびでは、外部生の三者面談の受付を現在しています。今日から変わりたいと思う方はかまなびまで連絡してください。テストでの得点力アップにつながるマル秘教材もプレゼントしたり、紹介しています。

三者面談の概要

【面談時間】

約1時間〜約1時間30分(多少延長する場合もあります)

*希望日時を下記のフォーマットでお知らせください

 

【面談場所】

かまなび

 

【面談に用意して欲しいもの】

①成績のわかるもの(模擬試験や実力テストの結果がわかるもの)

②普段使っている教材の写真

③勉強で使えるスマートフォンやタブレット

④スマートフォンのLINEアプリ

 

*①と②は事前にかまなびの公式ラインで写真を撮って送ってもらいます

 

【外部生面談料金】

5500円(税込)

*割引サービスあり

*お支払い方法は、外部サイトを利用したクレジットカードやコンビニ払いを事前に行なっていただきます。

 

お支払いの詳細はコチラから

▶︎お支払いについて

 

 

まずは、下記フォーマットに入力をお願い致します。

三者面談参加申込フォーマット

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