後期選抜お疲れ様でした。まずは、新聞各紙朝刊で取り上げられていた教育委員会・模擬試験会社・各塾(かまなび含む)の後期選抜入試難易度をまとめてみます。
昨年の後期選抜の平均点309点よりは下回りそうなのが業界の見解です。
業界の見解まとめ
前期選抜に引き続き後期選抜でも受験アンケートを実施します!なんだかんだいっても受験生の感覚が一番正確です。
多くの人が参加してくれると、精度が上がってきますからご協力よろしくお願いします!
【受験生アンケート集計結果】
2020年 後期選抜 受験生アンケート
2019年 平均点
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国語 59.2点 |
数学 61.0点 |
英語 61.9点 |
理科 61.6点 |
社会 65.8点 |
全体 309.5点 |
昨年より簡単 | 17 | 46 | 23 | 99 |
59 |
17 |
昨年並み | 99 | 80 | 88 | 78 |
87 |
58 |
昨年より難しい | 141 | 101 | 116 | 50 |
81 |
152 |
ご協力ありがとうございました!
これをもとに平均点を考えてみました。
国語と英語が50%以上の人が昨年より難しかったと答えています。
このようなときだと過去のアンケート結果の傾向でみると6~7点、点数が下がる傾向がありました。
数学も40%以上の人が難しいと感じているので、過去の傾向から4点ぐらい下がりそう。
また社会はもともと昨年の平均点が高かったので、30%くらい難しいと感じているということもあるので60点に近づいていく可能性もあります。こちらも4点ぐらい下がりそう。
これらを総合すると、全体で20点くらい平均は下がるのではないでしょうか。
後期選抜 平均点予測
かまなび講評
全体としては、極端に難しくなった科目もなく、昨年並みの難易度になりそう。
【国語】
小説、説明文の読解や漢字は昨年並み。聞き取りは選択式だが昨年より少し難しい印象。昨年に比べると、古典の形式が変わったが解説文付きでヒントが多く現代文として解けるので取り組みやすい。作文のテーマが昨年より書きやすいゴミ箱問題。総合すると昨年並みの難易度ではないか。
【数学】
問題数は変わらず、計算は小数の混ざった連立方程式や解の公式など、下位生が敬遠する問題がみられた。大問2、3は問題文をきちんと読めばできるはずのものが多かった。証明の(1)は絶対に取っておきたい。大問5も問題をよく読めばただグラフを読むだけだったりする。全体として、数学独特の発想を求められているというより、問題文をきちんと読めるかどうかがで差がつきそうな設問。平均点は若干下がるかもしれない。
【英語】
文法問題や作文、長文読解も読みやすいテーマで解きやすい問題が増えた。その反面、リスニング問題にひっかけ要素が多くなり難しくなっていること、短文読解と対話文読解が読みにくい文章になっている。総合的にみると平均点は下がりそう。
【理科】
問題数は変わらず。中1から3題、中2から3題、中3から2題の構成。記述が1問増え、計算は5問、前期のような「全て選べ」はなく、例年通りの設問が多かった。問題もオーソドックスなものが多く、取り組みやすかったと思われるが数学同様よく読まなければ見落としてしまう情報があった。時間がない中で必要な情報を探す力が求められているのかなと感じた。平均点は上がるかもしれない。
【社会】
世界地理が細かい知識をついてきたものの、歴史と公民は昨年並みの難易度だった。総合的にみると、若干下がるかもしれない。
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崖っぷち (火曜日, 03 3月 2020 19:08)
かまなびさん、後期もアンケートやってくれてありがとうございます。