最新の千葉県公立高校入試の受験生の動向をいち早くまとめます!
最新の動向(1月下旬時点)
志望校調査からの受験者数の変動が大きかったところをまとめました。
大きく志願者を減らしたところはいつも通り高倍率ランキングの高い常連の高校です。
ただVもぎ偏差値で40台ポジションの四街道も大きく減らしています。四街道は最近志望調査時点での倍率が1.4〜1.5倍あたりの中堅の人気校になっていて偏差値ランクで単純に志望しづらくなってきているようです。
また東葛飾は大幅に減らしてはいますが、志望調査のときに2倍を超えていた割には変動人数は少なめです。これはこれまでもその傾向があって、最終的にあまり動かない可能性が高く、最終的に倍率では千葉県No.1になりやすい学校です。県立船橋などと違って近隣に志願変更先の県立がないからなのかもしれません。それなりの私立を押さえているのでそのまま受験ということなのでしょう。
3学区は柏の葉を除いて、県立柏は増減なし、柏南は-12、柏中央は−1、鎌ヶ谷+8とあまり大きな動きがない学区です。
2学区の今年のバブル状態の船橋芝山でしたが−26人とあまり動きませんでした。同じくらいの偏差値の1学区磯辺もそれなりの倍率でしたが−2人と変動していません。偏差値50弱くらいの高校はそういう傾向があるのかもしれません。
大幅に受験生が増加した方では、やはり国府台ですね。志望校調査時点で定員割れというこれまでにない状況が発生しました。千葉の地方の県立高校では既に起きていることなのですが、千葉の都心部では初の現象です。そのまま定員割れにはならなかったので、逆に目立ってしまって受験生が大きく集まってしまい昨年ぐらいの倍率になっています。
4学区の白井高校では珍しい現象が起きています。定員割れしていなかったのにも関わらず大幅に志願者が増えています(1.23倍→58人増加して1.47倍へ)。Vもぎでは偏差値30台の高校なので、ここからまたかなり動くことになるでしょう。このまま受験になると100人以上が不合格になるので、ここから100人ぐらい動くなんてこともあるかもしれません。ここからの受験者たちが動きそうな高校の受験者たちも安心していられないかもしれません。
2学区の船橋東も白井高校のように、高倍率だったのにも関わらず受験者数を増やしました(1.58倍→17人増加して1.63倍に)。県立船橋、佐倉などからの流入もありうる地域的ポジションが影響しているのかもしれません。チャレンジ受験組には苦しい高校になりつつあります。
過去の動向と比較してみました!
2024志願変更初日まとめ(2月14日)
【1学区】
県立千葉 -11人 1.50倍
千葉東 −11人 1.31倍
市立千葉 普−11人 1.52倍
市立千葉 理−5人 1.80倍
幕張総合 変動なし 1.53倍
検見川 −4人 1.27倍
千葉西 −5人 1.21倍
千葉女子 +5人 1.05倍
【2学区】
県立船橋 理+4人 2.18倍
薬園台 +1人 1.53倍
八千代 +2人 1.35倍
松戸国際 普+8人 1.40倍
松戸国際 国−4人 1.48倍
国分 +1人 1.26倍
市立松戸 −5人 1.65倍
市立習志野 −3人 1.22倍
市立船橋 +6人 1.19倍
【3学区】
東葛飾 -11人 1.96倍
鎌ヶ谷 −5人 1.44倍
柏の葉 変動なし 1.48倍
柏中央 −8人 1.33倍
おおたか +3人 1.25倍
【4学区】
佐倉 −12人 1.55倍
佐倉 理 +3人 1.70倍
成田国際 変動なし 1.54倍
成田国際 国 変動なし 1.47倍
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