11月の志望校調査をもとにして、入試動向を予測する会に参加してきました。
偏差値の高い順に人気になるのが普通なんですけど、偏差値ランク的にはそれほどではない高校の中でも、毎年どこかの高校が急激な倍率アップ現象が起きています。
特に2・3学区ではそれが起きることが多いので、この時期の入試動向はしっかりとチェックするようにしています。
2020年は津田沼高校が倍率上がりそう?!
今年倍率アップしそうなのが、募集定員が40名減る「津田沼高校」です。
これで考えられることが2つ
●幕張総合高校、検見川、国府台、船橋東より高くなりそうなので、これらの高校を第一志望にしている生徒が津田沼高校に志望校を変更しづらいこと(他に流れる?)
●津田沼が高いということで、この高校からの志望校を変更する生徒たちがいつもより多くなること(船橋芝山、船橋啓明、市川東、市立習志野など)
このように津田沼高校は、これまでの倍率以上にかなり高くなることが予想されるので、第一志望に考えている受験生は、しっかりと準備しておきましょう。
津田沼高校倍率推移
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市立松戸は高倍率常連校になりそう
あとは今年も市立松戸高校はそれなりの倍率になりそうですね。松戸エリアの松戸六実高校、県立松戸よりも難易度が高くなるのは確定のようです。偏差値ランクの更新が行われるそうですね。
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柏の葉高校も高倍率常連校
第3学区の柏の葉高校は、また高倍率っぽいですね。2020年が高倍率だったらこれで3年連続です。偏差値ランクをそろそろ変えていかないとダメかもしれないですね。
こんなイメージ?
鎌ヶ谷、柏南
↓
柏の葉、柏中央
↓
志望校変更先はどこ?
少なくとも柏中央の志望校変更先にはなりづらくなります。
実際に
(前期)柏中央→(後期)柏の葉
と変更したときの合格率を調べたところ、
約61%(2017~2019)でした。
あまり受からないんですね。
(前期)柏の葉→(後期)柏の葉
の場合の後期の合格率が約54%(2017~2019)
とたいして変わらないんです。
そういうわけで、柏中央の志望校ダウン受験では、柏の葉は選択しづらくなり、結果的に我孫子高校や流山おおたかの森へ流れていきます。
もちろん柏の葉からも後期は、我孫子高校や流山おおたかの森に流れていきます。
つまりこれら2校の難易度が近づいてくるにつれて、後期入試では我孫子高校や流山おおたかの森高校あたりが玉突き的に後期入試は難易度上がってしまいそうだと思いました(本来であれば後期入試の方が簡単になるはずなのに)。
今回記事を書いていて気が付いたんですけど、前期→後期と同じ高校を受験してるのに、後期入試が受かりにくくなっている高校が他にもありそうだということです。
今後一本化されるときには、現在の後期での受験生の動きが影響してくると思うんですね。
一本化した場合、
願書提出後に倍率が示され(これが現在の前期選抜にあたります)
その後、志願変更が行われる(これが現在の後期選抜にあたります)
のですから、現在の後期入試での人の動きを分析しておくと、一本化した場合の人の動きを事前に予測しておけると思うんです。
ちょっと調べてみようと思います。
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柏の葉高校レポート
柏中央レポート
薬園台高校は高倍率高校から完全に外れたっぽいです。
上位校の中では、低倍率が続いている薬園台高校ですが、今年も昨年並くらいになりそうです。そろそろ本当に偏差値ランクを動かした方がいいかもしれません。
2学区の2番手は、船橋東、小金、薬園台、八千代あたりはあまり差がなくなってきていますね。何を重視するかで進路選ぶ感じになりそうです。
例えば次のような感じです。
【進路パターンの充実、制服】
小金
【内申が高い人】
船橋東
【学校の行事重視】
薬園台
八千代
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