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受験勉強は戦略的に
6月の高校入試説明会でも話題になったのが、「受験勉強に戦略があるか」という点です。
受験生が勉強するのは当たり前です。塾に入っていても「戦略なく」学習していることが実に多いのが現状ではないでしょうか。
戦略がないとどのような勉強になるのかですが、受験勉強を「バランスよく」学習してしまうことになります。
理想としてはバランスよれればよいのですが、全ての学習をバランスよくやり切れる子は、体感的に10％くらいな気がします。多くの受験生がバランスよく勉強しきれずにタイムオーバーとなり破綻していきます。
かなりの学習時間が確保できて学習習慣がついていて、学習スピードも早い受験生ならいいですけど、実際はどうでしょう。受験期に入る前の定期テストの勉強でも学校の課題に追われ、全体的に学習できていないのなら、尚更バランスよく学習しようとするのは危ないと思います。
効果的な戦略を立てましょう。最終的に入試の得点が高ければ合格できるのですから。
そこで鍵になるのが、「英語の学習」です。
「英語学習の比重を上げること」で最終的な得点を伸ばし、英語が苦手な受験生と大きく差をつけることが可能になります。
なぜ英語の得点は伸ばしやすく、差がつきやすいのでしょうか。
これはおそらく英語は言語だから誰でも習得できるようになっていること、英語は全て訳せれば問われている内容については小学生くらいでも解ける内容しか高校受験では問われていないこと(思考力の差が出づらい)、ただしトレーニング方法が間違っているとほとんど身に付かず使えるようにならないことが要因なのだろうと思います。
これは多くの受験生に当てはまることです。英語だけはやった分だけのリターンが期待できます。
これについてはデータの裏付けも出ています。これは教育委員会発表の2023年千葉県の公立高校入試の得点分布です。英数国の3教科がどれも平均40点台でしたが、得点分布で見ると、数学と国語は50点付近の得点がかなり多いことが読み取れます。一方で、英語は低い得点の受験者も多くいますし、高得点の受験者も英国に比べてかなりいることがわかります。
2023年の受験生メッセージを来年以降につなげるために
得点調査アンケートとともに受験生のメッセージも受け付けていますが、いくつか来年以降の入試についてピックアップしておきたいものがいくつかありましたので紹介します。
2024年 千葉県公立高校入試過去問演習アイテム【合格分析ノート】プレゼント
今年も作りました！千葉県公立高校入試の過去問演習用の合格分析ノートです。
問題を解いて丸付け直し後に記入していく分析ノートです。ダウンロード・印刷して活用してみましょう。
2022千葉県公立高校入試出題予想
今年も出題予想のシーズンになりました。
最後何やったらいいか、学習の強弱をどうつけるか、このラスト1か月で塾の差が出てくるところだと思います。
「千葉県公立高校入試対策はおまかせ」「千葉県公立高校入試に強い」「千葉県公立高校入試対策実施中」などのお題目は聞き飽きました。ここからは具体的に指示を出せるかが勝負です。
かまなびは精神論はほとんど話しません。試験日に駅や校門前で応援とか合格発表見に行くとか・・・そういうこともしません。そういうことしている塾はやることやっていないからそれをやらざるを得ないのだと思っています。
予想記事はnoteというサイトで書いています。そちらをご利用ください。
なお出題予想は無料で公開しています。
出題予想に関連した演習記事はかまなび生向けのコンテンツとなっています（外部の方が見る場合には有料になっています）。
